解説
担当声優は野沢那智。
初登場作品である『キングダムハーツ チェインオブメモリーズ』に登場したⅩⅢ機関の中では一番の古株であり、そのことを主張して後輩に威厳を見せようとしたり、自分の才能に過信しがちである。
しかし、後輩からいびられたり、親代わりをしていたゼクシオンに利用されたりなど、非常に運がない役回りであった。
しかし、続編である『358/2days』では、登場期間は短かったものの、彼がいなければ『358/2days』の物語が始まらなかったと言っても過言ではないほどに重要な役目についていたり、漫画版キングダムハーツを描いている天野シロ氏が「一番好きなキャラ」と発言した上に、漫画版KH2では彼のレプリカが登場。
ディレクターおよびキャラクターデザイン担当の野村哲也氏は、彼を『へタレ』と称しつつも『KH2のゼムナス、COMのヴィクセンと言えるくらいにアクが強い』など、讃える(?)発言をしている。製作スタッフには非常に愛されているキャラである。
使用武器 | シールド |
属性 | 氷 |
称号 | いてつく学究 |
配下ノーバディ | - |
『BbS』では人間時代の姿であるエヴェンが登場した。姿こそはヴィクセンであるが、ディラン(ザルディン)とエレウス(レクセウス)を敬語でたしなめる、イエンツォ(ゼクシオン)を助けたヴェントゥスにお礼を言うなど、性格や話し方が非常に落ち着いており、エヴェンとヴィクセンを比べると、まさにどうしてこうなったである。
リク=レプリカとシオン、イエンツォといった子供と関わりが深いため、一部のファンから『お母さん』という認識があるようだ。
声優、話し方、設定などが、野村哲也氏がキャラクターデザインをつとめたファイナルファンタジー7の宝条とかなり似通ったところがあるが、レノとアクセルのように意図的に似せたかどうかは不明。