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山伏の編集履歴

2013-04-04 02:27:43 バージョン

山伏

やまぶし

山々で修行する修験道の行者のこと。

概要

神道(山岳信仰)と仏教密教)が密接に関わる修験道に基づいて山々で修行する行者。修験者とも呼ばれる。

「山伏」という呼び方は「山に伏す者」という意味で、山に伏して修行することになる。

山伏の元祖は奈良時代にいた修験道の開祖・役小角である。

奈良県吉野山鳥取県大山秋田県羽黒山青森県恐山など日本各地の霊山ごとに修行がされ、流派が分かれている。

霊域である山での極限状態の過酷な苦行の果てに、呪術や祈祷などができる超自然的霊力を習得するといわれる。

その装束は独特で、異様な格好から世俗の人々からは畏怖されている。一般的なものでは頭巾(ときん)を被り、錫杖を手に持ち、袈裟を纏っている。

イメージとして有名なほら貝は、山中での仲間との連絡や厄除けとして吹く。

山伏は常に寺社や山中にいるだけでなく、また僧侶や神職者だけがなるだけでなく、「講」という組織の一員である在家信者が修行の時は山に入る。

現代でも日頃は一般人として生活や仕事をし、時期になる山伏として修行する者も多い。


関連タグ

宗教 修験道 修験者 仙人 役小角 仏教 密教 神道 陰陽道

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