概要
本名 ウィリアム・オルウェル
CV東地宏樹
概要
イングランド地方出身の魔術的な傭兵。 またの名を「後方のアックア」。
魔法名は「その涙の理由を変える者(Flere210)」。
数少ない聖人の一人、というより神の右席唯一の常識人。
その体躯・格好と合わせて静かで揺るぎない雰囲気。
騎士団長の友人でもある。
巨大な剣の霊装であるアスカロンを聖人としての身体能力で扱うだけでなく、 神の右席の能力として『神の力』の性質を持ち、受胎告知との関係から『聖母の慈悲』を行使できる。
また聖母の慈悲の効果により、神の右席が使用できない通常の人間用魔術も使用可能。
その魔法名に偽りはなく、傭兵として数々の戦場を渡り歩き、多くの人々を理不尽な悲劇から救い出してきた経歴の持ち主。救われた人々は彼のことを畏敬の念とともに語り、その恩を返すために新たな霊装を作り上げたり(上記の『アスカロン』がそれに当たる)、共に戦場へ行こうとする者も多い。
かつて英国王室第三王女ヴィリアンを救った功績により、騎士派のメンバーに誘われたこともあった。しかし自らを「傭兵崩れのごろつき」と呼び、「傭兵の流儀(ハンドイズダーティ)」を貫くためにその誘いを蹴った。
上条当麻の幻想殺しを争いの元凶と認識し、それを奪うべく上条及び天草式と交戦。主人公のはずの上条さんを数ページで叩きのめし退場させた。
その後同じ聖人である神裂火織と交戦、実力と格の差で神裂を圧倒するも、途中から天草式メンバーが神裂を救うべく参戦、病院から無理やり抜け出してきた上条も登場した。
激戦の末、天草式の切り札たる『聖人崩し』をその身に受け、
自身の力が一瞬制御不能になり敗北。
その保有する大きな力の影響で大爆発を引き起こした。
一時的に並みの聖人レベルにまで力が落ち、水の魔術の使用も万全には行えない状態となっている。キャーリサの『英王国全土を揺るがすクーデター』が発生した際には、それを停めるべくアスカロンを手に参戦、囚われの姫であるヴィリアンの下へ再び最高にカッコいいタイミングで登場した。
その後かつての戦友である騎士団長と交戦、激闘の末に僅差で勝利した。
再登場後は全ての元凶が右方のフィアンマであると理解したため、上条当麻を狙うこともなくなっており、 同じく組織を離れたヴェントと連携しつつ、自由な傭兵として行動を続ける。
その後、フィアンマを追いロシアに潜入したところで、浜面仕上たちの戦闘に遭遇。 滝壺理后と集落の人々を守るべく奮戦した彼らに、 自らの魔法名に通じるものを見て助太刀、またもや美味しいところを持っていった。
浜面たちを救った後、右方のフィアンマの計画を阻害するために、自身の体に神の力(ガブリエル)のテレズマを誘導し流し込ませた。その際に莫大な負荷がかかり、瀕死の状態となった上、一般的な魔術師以下の魔力しか操れなくなってしまう。一度は倒れ伏し死を覚悟したアックアだが、浜面の激励に応え、大切な人々のために再び立ち上がった。
このように、狙ったかのようなタイミングで登場しては圧倒的なヒーローっぷりを見せつけるおじ様である。
上条当麻、一方通行、浜面仕上に次ぐ第四の主人公と呼ぶファンも少なからず存在する。