南米大陸に位置する国家。首都はブエノスアイレス。南米の最南部に位置し、スペイン語圏の国としてはメキシコに次ぐ規模。(南米最大の国であるブラジルはポルトガル語圏)
南大西洋に面し、メンドーサ市を中心にワインの生産が盛ん。北部にはパンパが広がり、南部にはペンギンが生息する。サッカーはもちろんラグビーの強豪国であり、タンゴ発祥の地としても知られる。
他の南米諸国と違って白人が多数派であり、歴史的には他のラテンアメリカ諸国よりヨーロッパへの親近感が強く、特にイギリスとの関係が深い。
かつては南米一の経済大国であったが、20世紀後半には国力は衰退し発展途上国に転落、内戦やクーデターが打ち続くなど政治的混乱が続いた。近年は他の南米諸国との関係が深まり、政治情勢も落ち着き、経済的にも安定的な成長を続けている。
首都ブエノスアイレスの地下鉄メトロビアスでは丸ノ内線や名古屋市交通局の旧型車両が使われている。
南極大陸の一部を自国の領土として主張していた時期があった。同様の主張はチリやイギリスといった他国でも行われていた。現在はアルゼンチン自身も加盟する南極条約により領土主権などは凍結されている。
過去にフォークランド諸島(マルビナス諸島)の領有を巡りイギリスと戦争を行った。(フォークランド紛争)