CV:川上とも子
「……決めた。あんたの“才”……わたしが守る!!!」
「能力なんか使えなくたって……私も戦う!!!!」
概要
本作のヒロイン。
8月8日生まれ。血液型A型。火野国中学の1年生。13歳。
水色の髪に、赤縁メガネが特徴。
おせっかいなツッコミ役。(植木曰く、「校内一のおせっかいやき」)
父曰く「一度ハマるととことんな性格」。
「空白の才」を巡る戦いとどんな状況下でも他人を優先させる植木の危なっかしさを知り、植木を守ることにした。
バトルに深く関わっていたため、植木が「女子に好かれる才」を失った後も普通に接することの出来る唯一の一般人の女の子であった。
しかしドグラマンションでは能力者のカバラと戦い、非能力者でありながらも頭脳的な作戦で引き分けに持ち込むなどの活躍をした。誰かに庇われることが多いが、彼女自身も非力でありながら体を張って仲間を助けられる勇気を持っている。
その後犬丸によって能力を与えられ、神様の通知遅れの都合で三次選考の人員が一人足りなくなったため、途中参加が認められた。然し犬丸の連絡の不備で長らくその能力の正体が判らなかった。
その為彼女が能力を使ったのはわずか3回(アニメでは2回)である。犬丸が彼女にその能力を与えた理由は「イメージにぴったりだったから…」らしい(本人は名前が格好悪いせいか、能力に少し不満気である)。
普段、頭の上にメガネを乗せているのは遠視だからであって、本を読んだりする時にはメガネを掛けるという事が最終巻のおまけページで判明している。
見た目はグロテスク(というよりはタコまたはイカの足にしか見えない)だがおいしい料理を作る。
学校では「あいちん」と呼ばれており、ファンもこの愛称で呼ぶことが多い。
能力
「相手」を「メガネ好き」に変える能力。
物語中盤に犬丸によって能力を与えられる。
文字通り、「相手をメガネ大好きにしてしまう」洗脳タイプの能力。
聞こえは訳が分からないが、メガネ好きの度合いは只者ではなく、メガネを破損されるととてつもない悲しみに襲われる(キルノートンは「自分の命よりも大事」と言っていた)。
彼女は「自ら気絶しなければ自分のメガネを破壊する」とカマをかけて相手を動揺させるという戦法をとったが、メガネを失えばほぼ負け確定なので、逆に言えば自身のメガネに危険が及ぶ行為は出来ない。
しかも「相手がぶりっ娘ポーズをする(両拳を顔の前まで上げ、右足を上げる)」厳しすぎる限定条件に加え、一見して全く戦闘時の使い道が分からない能力だったが、作中ではうまく洗脳に成功した相手に対し「自滅しなければメガネを壊す」と相手を脅し、「自ら気絶に追い込ませる」という手段を取ったため、アノンも危険視していた。
(アノン曰く、「相手の強さに関係なく相手を気絶に追い込める、ある意味最強の能力。」)
変態だー!!
2ちゃんねるなどでよく見られるAA「変態だー!!」の元ネタとなった人物でもある。
キルノートンと対峙した際、(実際は別の事情があったからにせよ)短絡的に「ボクをメガネ好きにしてください」という頼み方をされたため変態と勘違いした彼女が発した叫び。
カップやきそば現象
ゲーム・アニメ・漫画などで評判の「イナズマイレブン」の登場人物「音無春奈」との間にカップやきそば現象を引き起こしている。