外洋
シスターの上位職の一つであり、杖に加えて斧も扱う事が出来る職業。
杖+斧という異例の組合せはファイアーエムブレムシリーズでは公式には始めてである。ちなみに男性版はバトルモンクとなる。
しかし、これは前作『新・紋章の謎』における「サジマジバーツでトライアングルアタック」に続く二次創作公式逆輸入と思われる。詳細については後述。
斧を使えるため攻撃面でも強い……のだが、下級職であるシスターは力が全く必要無く、成長率もそれ程高くないため決して使い勝手が良いクラスではない。
一応ユニットとしてはリズが最初からシスターであるため、そのまま育てるとバトルシスターと賢者の二択になる。多くの場合賢者にした方が使い勝手は良いだろうが斧の使い手が育っていなかった場合、シスターの割に力は伸びるのでバトルシスターにしてしまう、というのも一手であろう。但し、力はともかく守備は弱いので前衛に出すならダブルを利用するかドーピング、或いはチェンジプルフで育てなおすことも検討した方が良いかも知れない。但し元々魔力が伸びやすいクラスであることから終盤でボルトアクスを入手するとボルトアクスの利用手としては最も適したクラスとなる。如かしながらボルトアクスはレア度が高く、入手手法が限られているのがネックではあるが。
しかしリズ以上にバトルシスターが向いているのは何と言ってもルフレであろう。力も魔力も満遍なく伸びる上、力も魔力も上限が相応に高い為、華炎のスキルを非常に有用活用することが出来る。力も魔力も40くらいまでは伸びるため、上げづらいとはいえ、杖レベルをしっかり上げれば長距離リブローで回復役としても活躍出来る。
そしてLv.15で習得出来るスキル回復は非常に便利(これを獲得するためだけにバトルシスターになる、というのも一つ)。一方で上位職になると杖で入手出来る経験値がかなり減ってしまうため、力があまりにも低いユニットでこの職業に就いてしまうとレベルアップに苦労することになる。リズはともかくマリアベルはバトルシスターにしない方が無難。もしマリアベルでバトルシスターを目指すならリブローやリカバー等の経験値が多く入る杖を利用していきたい。
余談であるがファミ通の記事でリズが斧をブン回してご満悦、等と紹介されたこともありバトルシスター=リズという印象も強い。
元ネタ
かなり昔の話になるのだが『聖戦の系譜』のラナは、たいがいの場合父親のせいで、シスターにもかかわらず力がガンガン伸びた。この為二次創作でフィジカル系シスターとして弄られることになる。ひどいときには父親がレックスという設定で斧をぶん回していた。漫画・SSのみならず、SFCエミュレータ用改造ROMイメージで実際に斧をぶん回せるようにした例まであるほど。
↑向かって左側にいるのが明らかにラナである。