レッドウォーリアとは、やまと虹一の漫画『プラモ狂四郎』のパーフェクトガンダムの派生形の一つである。
概要
ワールドシミュレーション大会の関東地区決勝戦、対アニメショップ・ゼロ戦において狂四郎が用いたオリジナルガンダム。
別名「パーフェクトガンダムⅢ」、または「レッドガンダム」。
全身を真紅を染め抜き、ガンダムの象徴と言うべき「口の造形」を平坦なマスク型に一新している。
ガンダムにおける「赤」はシャア・アズナブル(もしくはジョニー・ライデン)の色という認識があったため、ガンダムを赤く塗るという発想は見るものを騒然とさせた。
前作パーフェクトガンダムⅠ及び〜Ⅱが重武装型の火力重視だったのに対し、肩に可動式バーニア・足首に強化アクチュエータ(関節機構)を配して機動力重視の設計を施している。
武装は固定装備に頭部バルカン砲、バックパックと連動したバズーカ砲(『SDガンダム GGENERATION』ではビームバズーカ)、腕部内蔵型ビームサーベル。また胸部に隠し武装としてミサイルランチャーを内蔵、シールドは従来のものを小型化して左腕部に固定されている。
ロムとクズ鉄の操作するガンキャリアーと合体することも可能で、構想としてはGアーマーの運用と似ている。
外部展開
元々は「パーフェクトガンダムMk-Ⅲ」という名称でデザインされたものを、物語用に更に改良して発表したもの。その後『MSV(モビルスーツバリエーション)企画』の採用候補に挙がるも、シリーズ企画そのものの終焉によって採用には至らなかったらしい。
しかしその後にSDガンダムブームの到来から『超戦士ガンダム野郎』に再登場し、武者ガンダムBB戦士の『赤龍頑駄無』の軽装状態のモデルとして起用された。
そして2008年11月に『GUNDAM FIX FIGURATION(GFF)×狂四郎マニアックス』のシリーズラインナップとして、晴れてフィギュア化されその全容を明かすこととなった。