1. 太陽が昇る明け方。原義。2-1.及び3.の由来である。
2. 人物名・四股名。
2-1. 曙太郎(大相撲第64代横綱・格闘家・プロレスラー)。本項目で説明。
3-1.上記駆逐艦を元ネタとする艦隊これくしょんの艦娘。毒舌。 → 曙(艦隊これくしょん)
4. → あけぼの
概要
大相撲初の外国人横綱。東関部屋。帰化前の名前はチャド・ローウェン・ジョージ・ハヘオ。
幕内優勝11回とアメリカ人(後に帰化)力士としての輝かしい実績を残した後、オファーもあってK-1に転向。
しかしデビュー戦でボブ・サップに妻子の前であっさりと敗北した彼は影でマケボノと呼ばれるようになった。その後も戦績はあまり振るわず実質引退。
「マケボノ」と呼ばれたのは相撲時代の雄姿との落差が大きかったところもある。
また、既に30代後半という年齢、体重過多、そもそも競技ルールが自身の得意スタイルと合致していなかった事も不振の原因としては挙げられている。
タッグ戦での活躍が印象深いと言われる。
2012年にはZERO1でKAMIKAZEを破り、デビュー6年7ヶ月にして初のシングル王座、世界ヘビー王座を獲得。
最近では興行プロデューサーとしても活動を始めており、自身主催の"曙道"を開催した。
現役時代は体格とリーチを活かした突き押しが武器であった。
K-1時代にも指摘される事になる脚の細さが原因か取りこぼしがあり、全勝優勝は成し遂げられなかった。
また、体重増加と怪我により膝を痛めてしまい、これが引退に繋がる故障ともなった。
横の動きに弱かったが立ち回り自体は上手く、粘りはあった。
突き押しの回転力とパワーは相手に何もさせず土俵外へ突き飛ばす程で、今でもファンの間では語り草である。
ちなみに平成の大横綱と名高い貴乃花は引退会見で「ライバルに相当する存在はいたか?」との質問に対し、「ライバルを意識した事はない」としながらも「あえて1人挙げるとするならば、曙関である」とコメントしている。
奇しくも、2人の対戦成績は21勝21敗の五分であった。