初風(艦隊これくしょん)
はつかぜ
「提督さんにとって、私は何人目の私かしら?」
データ
艦名 | 初風 |
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図鑑No | 118 |
艦級 | 陽炎型七番艦 |
艦種 | 駆逐艦 |
CV | ブリドカットセーラ恵美 |
概要
やたら凄味のある不知火や、島風と並ぶレア駆逐艦として大勢の提督が追い求める幸運艦雪風など、個性的な面子が揃う陽炎型の七番艦。
黒を基調とした服装に黄色のタイをつけている。
髪色は蒼色で、いわゆる姫カットな髪型。一部では同じ艦戦擬人化物の登場人物に似てると言われている。
性能的には、舞風や秋雲同様対潜の最終値が若干高い程度で、他の陽炎型と比べてそこまで大きな差は無い。
基本的にセリフは淡白で、クールな性格。
装備変更時にも「へー、まあまあね。」や「ま、いいんじゃないかしら?」と、素直に感謝の意を示す事は無い。
また、提督にかける労いの言葉(のはず)である「お疲れ様」もどことなく冷たい言い方である。
ただ、退屈して提督に話しかけてきたり、なんとなく提督をじーっと見つめるなどのリアクションも取っているので決して提督を嫌っている訳ではない。
ちなみに、史実でのエピソード(後述)もあってか妙高にはかなりの恐怖感を抱いている。
あまりお触りしすぎると妙高姉さんに言いつけるそうな。
なお、初風がなぜそんな不遜とも言える態度を取っているのかは、一応ゲーム中のある時に知る事が出来る。
しかし、彼女の真意を知ったその時には・・・。
また加入時には、記事冒頭の某ファーストチルドレンっぽいメタ視点な発言をする。
しかし、実際に初風を何人も手に入れる提督は数少ないと思われる。
その理由は、彼女のあまりにも高すぎる入手難易度である。
その入手難度は艦これの中で最も入手困難な艦娘と呼ばれる程であり、人によっては激レアとして知られる長門や瑞鶴よりレアだとも言われる。
入手難易度
初風は現状、建造で入手する事はできず、戦闘に勝利した時のドロップでしか入手できない。
彼女のレアリティは銀背景(川内や扶桑と同等)であり、決して高い訳ではない。
が、彼女のドロップする場所は以下の通りである。
海域名 | 北方海域全域(3-4) |
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ドロップ条件 | ボスエリアA以上で勝利 |
以上。
そう、初風は艦これ最難関との呼び声高い3-4のボスまでたどり着き、その上でA勝利以上を取る事でしか出てこないのである。
ちなみに3-4は、みんなのトラウマこと「戦艦ル級フラグシップ(通称フラ戦)」がほぼ全てのエリアに出現し、安定してクリアしたいならば艦隊の平均レベルが70あってやっと及第点という程の鬼畜難易度を誇るマップ。
その上羅針盤も完全ランダムなので、運が悪ければいつまでたってもボスにたどり着けない。
こういった幾多の難関を突破してボスにたどり着き、勝利をもぎ取っても、初風がドロップするとは限らない。
「銀背景だ!やった!」と思ったら全然違う艦娘だったなんてのは良くある話である。
同じく激レアな雪風や長門もボスでドロップする事があるのが幸いか。
以上の点から、今の所建造でもドロップでも入手できない大和よりも持ってる人が少ないとまで言われる始末である。
運よく初風を手に入れられた提督は、どうか彼女を大事にしてあげてほしい。
史実
1940年2月15日に竣工、就役した陽炎型駆逐艦の七番艦。
太平洋戦争開戦後、駆逐艦雪風、天津風(艦これ未実装)、時津風(艦これ未実装)と共に第十六駆逐隊を編成し、ダバオ、メナド、ケンダリー、アンボン、クーパンの攻略作戦に参加。
その後はスラバヤ沖海戦等に参加。あのミッドウェー海戦では攻略部隊を乗せた輸送船の護衛にあたっている。
その初風の最期は、1943年11月に勃発したブーゲンビル沖海戦。
回避運動を行っていた最中に隊列から離れ、重巡洋艦妙高と衝突、艦首部分が切断され航行不能となってしまう。
その後、敵駆逐艦隊の集中砲火を食らい、撃沈された。
艦長以下164名が戦死。1945年1月5日除籍。
関連タグ
艦隊これくしょん 陽炎型 駆逐艦娘 陽炎(艦隊これくしょん) 不知火(艦隊これくしょん) 黒潮(艦隊これくしょん) 雪風(艦隊これくしょん) 舞風 秋雲
川内(艦隊これくしょん)…時報ボイスで言及されている。また、初風とは史実で同じ海戦(ブーゲンビル沖海戦)で沈んでいるという共通点がある。