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ユニバーサル規格の編集履歴

2023-12-08 16:45:36 バージョン

ユニバーサル規格

ゆにばーさるきかく

ガンダム作品における架空の規格名である。

宇宙世紀のガンダム作品のモビルスーツ等に使用される部品規格。

また、ガンプラにもこの用語が使用されるのでそれも合わせて解説する。

宇宙世紀においての概要

英名:Universal Standard(ユニバーサル スタンダード)

宇宙世紀で用いられている世界的工業規格。ユニバーサル仕様とも呼ばれる。


多種多様な工業分野に幅広く浸透し、モビルスーツもこの規格に基づいて開発設計されており、ネジI/Oポートなどの規格もこれに準じている為、異なる陣営の機体であっても規格に準じた装備であれば整備・点検が可能となっている。


ユニバーサル規格の浸透は長く続く戦乱の中での利便性の追求や、アナハイム・エレクトロニクス社によるMS市場の実質独占が背景にあり、地球連邦系の機体がジオン公国系の武装を装備・使用する事が出来るのも、このユニバーサル規格の恩恵である。

ただし、場合によっては運用ソフトウェアのコンバートが必要になる事もあり、必ずしもスムーズに武装を転用できる訳ではない。


また、世界的に普及している事を逆手に取り、構成部品にユニバーサル規格の共有品を使用して生産メーカーを特定出来ない様にするケースもあり(カルハリウスやオールズモビルの機体など)、図面と資料、材料があれば民間の自動車工場でも戦闘用モビルスーツの建造が可能となるといった問題も孕んでいる。反地球連邦政府組織民間レジスタンスでも正規軍と対等に戦えるのがその理由である。


リギルド・センチュリーでは、宇宙生活における緊急時の利便性を追求した結果、MSの操縦システムやハッチの開閉方法などがこの規格によって統一されており、より普遍的な物として扱われている。

しかし、その普遍性は敵の潜入やモビルスーツの強奪を容易としてしまっている部分もある一方、特定の人物のみにしか使用出来ない物はタブー視される傾向にある。

(ガンダムwikiからの引用・一部改変)

登場作品

余談

現実世界にも工業規格が制定されており、ISO規格(国際標準化機構)IEC規格(国際電気標準会議)が実在している。

更に余談になるが日本国内に限定するなら日本産業規格JIS(旧名:日本工業規格)という身近な国家規格がある。(宇宙世紀でも日本に本社を置き、主に実弾兵装を開発している国際企業『ヤシマ重工』というが存在している。)

関連項目

工業関連

その他

外部リンク

ガンプラにおいての概要

Ez-Leon マンティコア

主に最新の1/144ハイグレードシリーズとバンダイブランドのロボットプラモデル30ミニッツミッションズにて機体とバックパックに3mmジョイントを使用した接続規格または着脱方式のことを示す

3mmジョイントのことをユニバーサル規格と使用しているプラモデラーがいるがここはバックパックとして解説する

正式な接続規格名称がなく、ガンプラwikiにはそのような用語はないことから、プラモデラーの間で便宜的に呼ばれ仮称として広まった思われる。


構成として

  1. 機体背部に3mmの接続穴2つにその間に9mmの間隔が設けられている。
  2. バックパックにはその2つの穴に合わさるように2つ3mmのピンが設けられている。

規格化前はそれぞれ独特な形状の接続ジョイントによる着脱方式(ジム・スナイパーⅡネモのバックパックが相互交換出来る程度)だったが、ガンダムビルドファイターズを皮切りに徐々にこの規格に対応するガンプラが増え、最新の水星の魔女シリーズのガンプラのほとんどはユニバーサル規格に対応している。


その為バックパックや手足を交換するだけでカスタマイズ出来る等、自由度を大きく貢献している。しかし機体やバックパックの形状によっては、干渉してしまうこともある。

その事を試みてかユニバーサル規格対応のバックパックを中心としたキットが『HGBC』として発売されている。


ただし、最新のガンプラだからといって

等は当然ながら装着未対応どころか物理的に無理な上、下記のように加工して無理やり対応することも不可能


またストライカーパックシステム鉄血シリーズのガンプラは原作に沿ってはそのシリーズ間しか対応してないものついてはユニバーサル規格のバックパックは装着できないしその逆も然り。


しかし技術さえあれば未対応のガンプラに機体背部に接続穴を設けたり、ガンプラのランナーの幅が3mmであることが多くそれを利用してバックパックに接続ピンとして増設することでユニバーサル規格化にすることができる。

加工しだいで上記のストライカーシステムや鉄血シリーズのバックパックを対応させたり(ビルダーパーツによっては接続ジョイントパーツが付属することも)、規格化前のガンプラ、旧キットBB戦士のバックパックをユニバーサル規格化にすることも可能。

さらにM.S.G.他のプラモデルを使用してオリジナルのユニバーサル規格対応バックパックを作成できる。

注意点としては位置取りを誤ると浮いたり歪な形になるので加工する際は自己責任で。

また30MMシリーズのカスタマイズマテリアルのマルチジョイントがあり、その中で2穴を1穴にするジョイントパーツがあるため、それを利用すれば装着幅が広がる。


ちなみに規格化前にはムラサメのガンプラは意外にもユニバーサル規格に対応している。

ビルダーズパーツ一覧

HGUCシリーズ

*はキット内付属パーツによるもので元になったガンプラ自体は未対応。

30MMシリーズ

  • エグザビークル(エアファイターVer.)
  • エグザビークル(タンクVer.)
  • エグザビークル(アタックサブマリンver.)
  • オプションパーツセット5(マルチウィング/マルチブースター)
  • エグザビークル(ドッグメカVer.)
  • オプションパーツセット8(マルチバックパック)
  • オプションパーツセット9(大型ブースターユニット)
  • カスタマイズウェポンズ(ヘビーウェポン 1)
  • エグザビークル(ティルトローターVer.)
  • オプションパーツセット13(レッグブースター/ワイヤレスウェポンパック)*マルチジョイントによる
  • オプションパーツセット14 (マルチクロス)*未発売

関連項目

外部リンク


まとめ余談

現実に忠実にすると、種別・寸法・素材確認→接続するのに溶接作業・ケーブル接続→点検確認・テスト作業と複数の段階を得て始めて機能するのでアニメの様な直ぐに稼働する訳が無い。身も蓋もないがこれらはご都合主義である。宇宙世紀以外のガンダム(*1.*2)に限らず、多くのロボットアニメロボットゲームでも異なる企業のパーツやジャンク品を複数装着しても問題なく可動するのは大体これのせい。


*1:アフターコロニー:敵味方陣営両方のモビルスーツが同じ機体を原点に開発されている為、宇宙世紀やリギルド・センチュリーとはまた異なるこの時代独自のユニバーサル規格が存在する描写が多々ある。オペレーション・メテオも参照。ガンプラ方面においても、最新フォーマットであるウイングガンダムを始め、HGAC群の大半のバックパックがユニバーサル規格対応である。(リーオーは対応してなかったがカスタマイズガンプラという形で対応している)。


*2:アフターウォー:理由は描写されていないが、両陣営のモビルスーツはパーツの共用が可能な独自のユニバーサル規格が存在する描写がある。ジャンクパーツを用いたカスタマイズだけでなく、旧型機に新型機のパーツを用いてアップデートが行われている。


まとめ関連項目

技術 規格 生産 量産 互換性 恩恵 自由度 兵站


共有 整備 改造 ミキシングビルド

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