概要
ピッコマで連載中の少女漫画。すれ違ってばかりの夫婦が真にお互いを理解するまでを描いたロマンスファンタジー。
ちなみに原作は完結済であり韓国にて出版もされている。全4巻。
登場人物
- バイオレット・ローレンス(バイオレット・ブルーミング)
ラクラウンド王国の王女。何不自由ない生活を送っていたが、王室の国策事業が失敗したことで、爵位を欲するウィンターが借金の肩代わりをする見返りとしてウィンターと結婚した。しかし兄アッシュの王室解体によって、ウィンターは財産だけとられて爵位をもらえなかったという、いわゆる結婚詐欺にあった形になる。その後、バイオレットは地獄の結婚生活を送ることになり、冷遇されながらも、夫ウィンターに尽くそうとする健気な性格だが、ウィンターとはすれ違いを繰り返していた。
やがて3年後に自殺を決行するが、何故かウィンターと身体が入れ替わってしまう。その後2回目の自殺を試みるが、やはりウィンターと身体が入れ替わり、自分が死ぬことでウィンターと身体が入れ替わることを知る。
身体の入れ替わりがきっかけでウィンターと過ごす時間が多くなり、がさつでぶっきらぼうなウィンターを徐々に理解していくようになる。
- ウィンター・ブルーミング
バイオレットの夫。ブルーミング公爵の婚外子。巨万の富を築く商売の才覚の持ち主。母親が異邦人である混血児のため爵位を授かることができず、爵位を得るために王族であるバイオレットと結婚した。だがアッシュの王室解体により、爵位を授かることができなくなり、それ以降バイオレットを冷遇する。
子供の頃は小人の村で巨人奴隷としてこき使われたり、魔女にさらわれて実験台にされたりと、苦労多い生活を送っていた。
長身のイケメンだが、キレるとテーブルをひっくり返すなど、冷静に見えて実はとても短気でワイルドな性格。バイオレットと身体が入れ替わったことがきっかけで、彼女のことを理解していくようになる。
- アッシュ・ローレンス
バイオレットの兄。借金を返済できたことで王室を解体することを宣言し、それがバイオレットを不幸に追い込むことになってしまう。
- ディエーブ
ブルーミング家の後継者。ウィンターの弟。表向きでは紳士的な男性だが、裏では兄嫁バイオレットに言い寄る好色家。
- キャサリン
ブルーミング公爵夫人。バイオレットの義母。
- ハエル
ウィンターの秘書を務める青年。ワイルドなウィンターに振り回されている苦労人。
- リックマン
ブルーミング家の主治医を務める男性。
- フリップ
ウィンターの召使いの青年。
- ルル
メイド。年配の女性。バイオレットに寄り添い元気づけるなど、優しい性格。主人であるウィンターにもびしっと言うなど気丈さを備えている、いわゆる肝っ玉母さんな女性。
- トゥリン
コックを務める男性。
- ジェン
ブルーミング家のメイド。ウィンターが新しく雇ったメイドの一人でとても快活な性格。
- ベリル
ウィンターが新しく雇ったバイオレットの現主治医。
- ローウェル
ウィンターの商談相手。
- アリエラ
バイオレットの従姉妹。昔からバイオレットを目の仇にしていて、「退屈で真面目でつまんない」とバカにしている。ウィンターに言い寄っているが、ウィンターからは「面倒くさい」とうんざりされている。