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  • 五条悟に雑魚と言っちゃえる強い女と、青い監獄

    【番外】「愛ほど歪んだ呪いはない。……本当に、その通りですよ、先生。だって愛は、こんなにも酷い奇跡を魅せてくれたんですから……!」

    再会した山の名前入れるの忘れてたので修正しました。2023.07.28 2023.07.27 女性人気ランキング55位ありがとうございます 読了後推奨 ↓ . . . . . . . . . . 「潔高」 「は、い」 「ふふっ、怯えないの。………貴方は何時だって優しい子ね、潔高。私の存在に誰より早く気が付いたのに、誰にも言わなかったんでしょう?」 「……はい」 「は? ちょっと伊地知、お前それ――」 「黙りなさい、五条。……それは、どうして?」 「気付いたきっかけは、咲葵先輩のIDで高専のネットワークにアクセスがあったから、でした。目を疑いました。高専入学前に、亡くなったと聞かされた師匠が生きているだなんて、信じられなかった。だからこの目で確かめに行きました。……吉野君と、吉野さんと、楽しそうに笑う師匠を、見ました。悲しかった。平和な世界で生きていたいと願うことは、何も可笑しいことじゃなありませんから。でも、同時に嬉しかったんです。師匠が生きてくれているだけで、私は嬉しかったんです。だから、だから、ぁッ……!」 「五条にも、硝子にも、傑にも、正道さんにも、誰にも言わず胸の内に秘めていたの?」 「はい"……!」 「そう。……それじゃあ、はっきり言うわね。私が呪術界に戻る決意を固めることが出来たのは、貴方のおかげよ、潔高」 「え、……」 「泣き虫で、弱っちくて、他人に流されやすくて、長いものに巻かれやすい貴方だけど、その心はとても強く勇敢で、一本の芯が通った素晴らしいもの。優しくて、気遣い屋さんで、人のことを慮れる素敵な人。私が前世、歪咲葵として抱いていた評価はこんなところね。ふふっ、もっともっと語れるけれど……、今はこれだけ」 「…………はい」 「貴方は戦闘に関してはからっきしで弱いけれど、心はきっと、男性陣の中で誰よりも強かったわ。そこの傑や、五条よりも、ね? だからこそ、貴方の心が変質していないことを理解出来たからこそ、私は戻ることを決めたの」 「それ、は」 「貴方が己の欲を優先することなく私の今世を想い、口を閉ざす決意を固めたからこそ分かったわ。……未だ、呪術界は腐りきっていないって、ね?」 「ごじょ、さんとか、げと、さんがぁ……! いっぱい、がんばって、くれたから、ァ……!!」 「ふふ、泣かないで、優しい子。辛い選択をさせてしまってごめんなさいね。……ただいま、潔高」 「おっ、お"がえり、なざいっ、……!」 「帳は上手く降ろせるようになった?」 「はい"……!! しじょうのっ、おがげで、……!」
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