概要
ゲーム「なむあみだ仏っ!」(Ameba版)「なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-」(DMM版)及びアニメに登場するキャラクター大日如来×不動明王の腐向けカップリングの名称。
元ネタである宗教になぞらえると、不動明王とは大日如来の化身の一つ。
「なむあみだ仏っ!」の中では別々の存在として自我を持って顕現している。大日が化身を望み不動が顕現したため、切っても切れない縁で繋がっている。不動曰く腐れ縁。
大日は不動のことを自らの子分として可愛がり、また不動も大日の化身であることを誇りに思っている(公式からの説明)。
ゲーム内においてはやたらと大日が不動を気にする描写が多々見受けられるが、大日が絡んでくることを不動はうざいと感じたり、冷めた態度であしらったりすることが多い。それについて大日は「照れているだけ」と自己解釈をする。
だが不動もすべてに塩対応というわけではなく、楽しいことを一緒に楽しんだり、付き合ったりすることもあり、基本的に仲は良い。また、大日の発言に照れて赤面するシーンも多くある。
当人たちの結物語の他、イベントストーリーや第三者の結物語でもその姿が確認される。
ちなみに身長に関しては大日が177㎝、不動が145㎝と32㎝差。
不動は「なむあみだ仏っ!」作品において貴重なショタ枠でもあり、おにショタ属性も有しているCPである。
ネタバレを含む内容
■二人が登場し会話が見られるもの
大日1話:大日と不動との初対面のお話。
大日2話:大日のお悩み相談室。最後の相談者に不動が訪れ、迷惑な絡み方をしてくるとある如来について相談する。
大日3話:大日の供として様々な所に付き合う不動とはしゃぐ大日が見れる。最後には「ふどーのことも大好きだぞ」と大日にさらっと言われ、不動が赤面する。
不動1話:不動に水を掛ければ願いが叶う噂を聞きつけ大日も水を掛けにくる。自分の願いを叶えられて嬉しいはずだという微塵も疑わない大日の不動への自信の強さが見られる。
地蔵1話:不動にかっこいいと慕われている地蔵に対して大日が闘争心を燃やす。それを人は嫉妬というのでは…。
軍荼利3話:自分がいないことで不動は寂しかっただろうと声をかける大日と塩対応の不動が見られる。
■片方のみ登場し話題にあげるもの
不動3話:12神将たちと親しくなりたい不動のために気を遣ったような大日の描写あり。
大威徳1話:職場体験を経て最終的に不動のところに落ち着いた大威徳に対し、不動が大日の思いつきについて相談する。
■だいふどが絡むイベントストーリー(復刻持必見)
『Yes,Wecamp!憤怒尊の秘密の懇親会』
大日を除く五智如来の面々の助言を受け、不動が五大明王のチームワークを鍛えるためにキャンプを企画する話。不動は五大明王を誘ってキャンプをするつもりであった。だが不動がキャンプに行くという話を聞いた大日は、不動と二人でキャンプを楽しめると勘違いをしてついてくるというもの。
キャンプの役割分担を決める際は、事あるごとに不動と組もうとするが全て阻まれている。
このイベントでは幽霊騒ぎに驚き不動に抱き着いて悲鳴を上げる大日の姿も確認できる。抱き着くのである。
また、物語終盤で大日はキャンプ場に出現していた煩悩の大元を叩くという活躍をしていたが、周囲には「野暮用」でその場にいなかったことを伝えるのみだった。だが化身である不動には大日が何をしてくれたのか察しがついており、それに気付いてもらえた大日が驚きの表情を浮かべるシーンがある。
その後、不動のことを労い、褒めちぎる大日に不動が照れながらも「ありがとう」と言う会話は心温まるものがあり必見。
『合言葉はハッピーバレンタイン』
大日が不動にバレンタインをせがむことから始まった話。
とにかく不動からのチョコレートを欲しがる大日が見れる。
このイベントでは釈迦がバレンタインに乗り気でなかった不動に「大日にもあげてごらん」と進言する。
「不動の作ったものなら、なんでも喜びそうだけど」→大日の結物語1話からずっと大日と不動を見守ってきた釈迦の貫禄のある一言である。
また、イベントの最終話で見られる不動から大日へのデレは必見。
『その出会いは大宇宙の縁 如来と化身の懐古談』
2020年5月15日。初めて大日が不動を生み出した経緯が明かされる。
不動の右肩と左脇腹に描かれた炎の模様について、五智如来の化身たる証であることが判明。他の明王たちが化身になった時は、激痛を伴って炎の模様が肉体に発現したが、不動は生まれながらにして大日の化身であったため、生まれた時から肉体に炎の模様があった。
また、五大明王が結成された経緯については、他の五智如来が化身を作れば不動の負担が減り、自分に構ってくれる時間が増えるという大日の我が儘が多少反映されている。
化身と一緒にいる時間を増やしたくて、軽率にお前たちも化身を作れと言えてしまう、そしてお手軽に作れる物を用意できる大日の規格外の力を見せつけたイベントともいえるだろう。
『スーパースターにお願い☆梵納寺七夕祭り』
特筆すべきは大日の行動原理の主軸が不動の反応を得たいことに置かれていることだろう。
それが全て。
■神通ストーリー
2020年1月1日0:00 突然実装された大日と不動の正月神通。
両者とも☆5実装。正月神通ということで袴を着ているイラスト。
二つの物語は時系列的に繋がっていて、内容は正月の忙しさが落ち着いてきた頃、大日が不動を誘って初詣に向かうというもの。
二人が初詣に行って、帰りに屋台を見て回って、正月早々思いやりたっぷり熱愛デートを見せつけてくれた2020年衝撃の幕開けであった。