解説
《精選版日本国語大辞典》
つよ‐つよ【強強】
〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) きわめて強いさま、頑健なさまを表わす語。
※今昔(1120頃か)二八「年は八十に余たれども、七十に无く強々として有に」
《デジタル大辞泉》
つよ‐つよ【強強】
[副]非常に強いさま。頑健なさま。
「―として死にげもなかりければ」〈今昔・二八・一八〉
《広辞苑第七版》
つよ‐つよ【強強】ひどく強いさま。丈夫なさま。今昔物語集[28]「この別当が年は八十に余りたれども、七十になく―としてあるに」
上記にあるように、「つよつよ」という語は平安後期(1120年以降)から用いられた例がある。なお、それは「つよつよと」のような副詞としての用法ことである。
ネット上で「つよつよ絵師」「つよつよな子」などのように、ずば抜けた意で形容動詞として用いるようになったのは最近のこと。