ストーリー
会長の頭に、ある日突然猫耳が生えた!
主人公・遠野司は先祖代々伝わる遠野神社の当主代理。
義妹のさやかと共に神社を守ってきていたが、現在、立ち退きを迫られていた。
圧力をかけてきているのは、なんと幼なじみである龍堂美咲の父親の会社。
問題は大きいものの、なんとか平和に学園生活を送っていた。
そんなある日、美咲の父親の車に原因不明のトラブルが起きて神社敷地に突入、祠を破壊してしまう。
そして唖然とする主人公の前に現れたのは、2人の猫神様・陽南と朔夜。
祠が壊れてしまったことで神社の猫神様が人間界に顕現してしまったのだ。
怒り狂う朔夜は呪いを発動。しかしその呪いは狙いが逸れて美咲へ直撃してしまう。
呪いを受けてしまった美咲は猫耳と尻尾が生え、さらには発情してしまったり!?
猫神様との奇妙な共同生活が始まる一方、呪いを解くため奔走したり、立ち退き問題が激化したりと、様々な騒動に巻き込まれていく主人公。
果たして主人公は平和な生活を取り戻せるのか!?
キャラクター
龍堂 美咲(りゅうどう みさき)
CV:木村あやか
町の再開発を手がけている龍堂不動産の一人娘であり、主人公たちの通う学園の学生会長。
性格は生真面目で融通が利かず、学生会長としては有能だが堅物として恐れられている。
主人公とは昔からの幼なじみで恋心を抱きつつも、父親の会社との複雑な関係への負い目もあって、なかなか前に踏み出せないでいる。
呪いで猫耳が生えてからは呪いの効果に苦労しつつも、主人公との距離が微妙に縮まり、少し嬉しくも感じている。
桐生 陽南(きりゅう ひな)
CV:雪都さお梨
代々、主人公の神社を守ってきた猫神様の一族。
昔から主人公たちをよく知っており、よく猫の格好で遊びに来ていた。
その頃から主人公に撫でられるのが大好きで、人間の姿になってもそれは変わらない。
おどおどした性格だが、人間の姿になってからは人間界に興味津々な様子で、特に人間界の食べ物は大好物になった。
もう1人の猫神の朔夜とは姉妹の関係で、血の気の多い妹にいつも苦労させられている。
猫神は尻尾の数によって力が表され、妹の朔夜は7本あるのに対し陽南は2本しかない。
その尻尾を器用に扱い、物を取ったり感情表現を表わせたりする。
遠野 さやか(とおの さやか)
CV:有栖川みや美
遠野神社の巫女で、主人公とは義理の兄妹の関係。
この神社を建前上管理している叔父の娘で、主人公とは元々親戚同士。
1年生ながら学生会の会計監査であり、お金については全権を任されている。
ある意味では会長以上の権力者で、彼女の許可なしには消しゴムも買えない。
美咲が主人公に想いを寄せていることに薄々勘づいており、複雑な気持ちを抱いている。
元からの猫好きも生じて、一緒に住むことになった猫神様も快く迎える。
古清水 怜(こしみず れい)
CV:桜川未央
古くからの名家・古清水家のご令嬢。
見た目は颯爽とした美人だが、実は天然。
元学生会長で、その身から醸し出す雰囲気と見た目だけで会長に就任し、その座をはったりで守り通した経緯がある。
ちなみに当時、各方面で尽力してくれた主人公たちを信用して、心の友と呼んでいる。
運動能力は凄まじく何をやらせても一流で、現在はテニス部に所属。
外見を裏切るスペックの持ち主。
桐生 朔夜(きりゅう さくや)
CV:雪都さお梨
陽南と同じく猫神様の一族で、陽南の妹にあたる。
美咲に呪いをかけた張本人でもあり、陽南とは反対で血の気が多い。
自分たちが守ってきた遠野神社を潰そうとしているように映る龍堂家を敵視している。
たびたび騒動を起こすが、それは神社を守るという使命を大切に思っているだけで、根は素直で優しい心を持っている。
主人公
遠野 司(とおの つかさ)
遠野神社の当主代理で、神社を切り盛りしている苦労人。
学生会副会長でもあるが、神社のこともあるので、会長である美咲に頼る形になっていることを気にしている。
神社立ち退きの問題で美咲が自分に負い目を感じていることも知っているので、なんとか昔のような関係に戻りたいと考えている。