概要
アニメ『ぶっちぎり?!』に登場する浅観音真宝と灯荒仁のBLカップリング。
2人の関係性 ネタバレあり
2人は幼馴染であり、小学生の頃から『本気人』になるための修行をしていた。そのときに荒仁が渡した、手彫りの判子の『親友ストーン』を真宝に渡し、手のひらに判を押して一緒に本気人になろうと誓った。
しかし荒仁は、上級生に殴られている真宝を置いて逃げてしまい、それ以来トラウマになり避けるようになった。
しかし真宝は荒仁が逃げたとは思っておらず、それどころか自分が弱かったから、一緒に本気人を目指すことはできなかったんだと思っている。
トラウマにより冷たくあしらう荒仁に構わず、昔のように接してくる真宝を見て、早く仲直りしてくれと思った人も少なくないはず。
ここからアニメのネタバレあり。二人の関係性の萌えポイントを話す上でとても関わってきます。
1話
ヤンキー校の『威血頭高校』に転校した荒仁は、廊下で真宝と5年ぶりに再開を果たすが、トラウマから荒仁は冷たい態度を取ってしまう。
まほろとのデート中、まほろの兄である摩利斗にボコボコにされていたのを見た真宝は助けようと走るが、荒仁が(千夜の力を借りて)摩利斗を殴り飛ばしていたのを見て、「本気人みたいだ…!」と目を見開いて歓喜した。
2話
摩利斗により川に投げ飛ばされたところを助け、真宝の家で傷の手当をされる。このとき荒仁は真宝の服を着ていたという、まさかの2話から彼シャツを披露した。(※公式です)
引き出しの上には荒仁が渡した親友ストーンが飾られてあり、「あらちゃんはもう持ってないかもしれないけど」と言っていることから、真宝とお揃いで持っていることが分かる。
翌日、『ジグマスクワッド』に所属する蛇走が荒仁に用があると教室に入ってくるが、真宝が『あらちゃんに?場合によっては俺が相手になるけど』と言って歩前に出るという漢気を見せた。
蛇走とのタイマンの後、荒仁が真宝にハンカチを渡し、『お前、結構やんだな』と少しぶっきらぼうに褒めるというデレを見せ、真宝も嬉しそうにしていた。
その後日、荒仁は摩利斗からも自分が頭目を務めるシグマに入らないかと誘われ、後からやって来た真宝からも自分が所属する『魅那斗會』に入って欲しいと誘われてしまい(この時点で荒仁はシグマに入ることを決めている)、実質荒仁の取り合いが起きてしまった。(※公式です)
3話では、2人が体育の授業でペアを組んでかつぎ合いをしていたが、体格差により荒仁は真宝を上手く担ぐことが出来ずに倒れてしまった。
4~5話では、他校の不良チーム『NG BOYS』のリーダー、心土阿久太郎の目論みにより、魅那斗とシグマが一触即発の空気になる。嫌な予感がした真宝は、荒仁に摩利斗を説得するよう頼むが追い返されてしまう。
昔から真宝は荒仁を尊敬していて、強いと思い込んでいるため、荒仁ならできると思ったようである。重い。(当の本人は普通の男子高校生)。
NGの基地にカチコミした真宝は心土により捕らえられてしまったが、そこへ荒仁が助けに来たところで、再度荒仁に止めてほしいと頼み、「あらちゃんならできるよ!」とかなり荒仁に熱い信頼を寄せている。
戦いの場に荒仁がやって来た(NGから全力で逃げている)のを見て「あらちゃん…やっぱり来てくれた!」とまたもや歓喜している。
6話で荒仁はとうとう心土を殴り飛ばし、周りから賞賛の声が上がった。真宝は「俺、信じてた…」と涙を堪えていたが、「諦めなかったのはお前だろ」と荒仁は真宝に聞こえないように呟き、ボロボロの真宝に肩を貸して「帰んぞ」とその場を後にした。
7話では真宝と荒仁、摩利斗と蛇走でタッグマッチをしようと提案した摩利斗に荒仁は拒否を示してしていたが、このとき真宝は顔を赤らめながら「俺はいいですけど」と答えていた。
8話では2人が厨房に並んで仲良く餃子を作っていて、少しずつ会話などができるようになったが、このあとに起きる悲劇が待ち受けていようとは思いもしなかった。詳細は浅観音真宝。
9~11話
酷く塞ぎ込んでいた真宝は、2人がかつて一緒に修行をしていた神社で蹲っていると、そこへ荒仁がやってくる。真宝は心土から「荒仁が強いのは千夜の力を借りているからだ」と告げられ、本人はそんなわけないと荒仁を信じていたが、本人により打ち明けられる。「俺は弱えんだよ!弱えから逃げたんだよ!!」「いい加減理想を押し付けてくんのやめろよ!!」と本人の口から告げられてしまい、真宝は自分を騙していたのかとショックを受けてしまう。
闇堕ちしてしまった真宝に、荒仁は放っておけばいいとそれほど重く受け止めていなかったが、遂には魅那斗會のリーダーの道満拳一郎とタイマンを張ったのを見て、荒仁は覚悟を決めて真宝の目を覚まさせるために本気神社へ向かう。
12話 最終回
ここで荒仁が本気人を目指し、真宝と仲良くなるきっかけが明かされる。
小学生の頃、学校でクラスメイトが、真宝が『本気神社』で本気人になる修行をしているらしいと話していた(からかっていた)のを聞き、好奇心が湧いた荒仁は真宝に話しかけたのをきっかけに仲良くなった。
死闘を繰り広げ、荒仁は親友ストーンの判が押された右拳で真宝を殴り飛ばし、ようやく目を覚まさせることができた。
荒仁の手には、誰もが持っていないと思っていた、荒仁の分の親友ストーンが握られており、なんと真宝の手のひらに血判を押した!!
幼少期と同じようなことはしたが、今やるのと比べるととても意味が変わってくる(気がする)。
その後の日常パートで描かれているのは、なんとまた2人が厨房に立って餃子を作っていた。8話より餃子を包めるのが上手くなっており、2人は幼少期と同じ顔で微笑み合っており、仲直りできて良かった……。