【ジャンル】 むすめ育成調教SLGADV
【 発売日 】 2008-12-19
【最新ver.】 1.4a
ストーリー
どこにでもいる、ごくごく平凡な大学生、土屋樹。
ごくごく普通に生活していた彼のもとに、ある日舞い込んできた「父親が自殺した」という知らせ。
父親が遺したのは、莫大な借金と、経営していた、身寄りのない子を引き取る施設。
父親の施設を相続し、院長として経営する羽目になったことで、樹の平凡な生活は一変する。
施設に住むのは、傍若無人な女主人と、幼なじみだったメイド。そして、特殊な事情を抱えた少女達。
親から捨てられた少女、親の借金を抱えた少女、親と一緒にいられなくなった少女
様々な問題はあるようだったが、まあ適当に、普通の院長としての生活が始まる・・・・・はずだった。
が、なんと、この施設の実態は、少女達を調教し、売り物とする『娼館』だったのだ。
樹は父親の莫大な借金を返済するため、少女達を商品として仕立て上げなければならないという。
「院長」で「父親」、そして「調教師」としての生活が、今始まる
公式サイトより
システム
本作では基本的に一週間単位で時間が進む。毎週日曜日に来週の娘たちの行動をまとめて決める。
娘たちの「からだ」「こころ」「あたま」というステータスを鍛えたり、同時に土曜日の「調教」で「みりょく」を高めたり、接待にだしたりしながら月末の返済日までに指定された金額をかき集めるのが目標となる。
キャラクター
施設の大人たち
このゲームでのあなた。前述の通り、成り行きで借金を背負わされ娼館の経営をする羽目に。
雫
施設の女主人。前院長と共同で施設を経営していた。美人で頼れるがいささか人使いが荒く、下ネタ好きでトラブルメーカー。
美雨
施設で家事全般を取り仕切る超有能メイド。主人公の幼馴染。巨乳。事実上ヒロインとなるルートがある。
メインヒロイン
「このゲームの登場人物は18歳以上です」の注意書きがここまで虚しく響くゲームも珍しい。
みかん
樹と同時期に施設に入る。樹のことを「お兄ちゃん」と慕う。死んだ親の借金を背負っており、身を寄せていた親戚の家から施設に捨てられた。妹属性・くいしんぼう・さびしがりや・素直。初っ端から樹への好感度MAX。
いちご
樹が院長になる前から施設に住む。父子家庭だったが今は父親が服役しており、回りまわって施設に流れ着いた。父親のことが大好きで、樹のことを「パパ」と呼び慕う。脳天気・くいしんぼう・エッチ好き。みかんと同じく最初から好感度MAX。
金髪ツンデレのお嬢様。
ひかり
しょっちゅう商店街で樹と出会う幼い女の子。舌っ足らずで、樹を「おにいしゃん」と呼んで慕う。よく走りまわっているが注意力散漫であちこちに激突している。親に捨てられたところを樹が保護する。元気っ娘・幼女・ドジ。どうやら出生に大きな秘密があるようだが...上記三人全員が攻略済みであることが出現条件となっている。本作で唯一名実ともに18歳未満のキャラ。よってエッチシーンは無い。
サブヒロイン
男の娘。
すいか
親に虐待され捨てられてこの施設に住む。体中傷跡やアザだらけで、足も不自由でいつも松葉杖をついている。体を動かす遊びができない反動でかテレビゲームが大好きで、特に格闘ゲームの腕はピカイチ。ゲーム制作にも興味をもつ。非常に真面目で樹のことは「院長先生」と呼ぶ。
ざくろ
無表情系ゴスロリ不思議少女。母親が再婚する際邪魔になり捨てられた。三度の飯より青ノリが好き。エッチのテクニックは施設で一番。樹を「つっちー」と呼ぶ。いちごのことをとても大切に思っている。サブヒロインの中ではシナリオ・エッチシーンともに一番優遇されている感がある。
人を選ぶ点
・基本的にグダグダゆるゆるな日常風景がメインの本作だが、個別ルートに入ると一転して重く暗くなり、流血や死体は当たり前のやや欝な展開を見せ、前半の雰囲気はぶち壊される。個別エンドも樹と結ばれる代わりにほかの大切なものを失い、先の見通しも立っていない本当にハッピーか微妙なエンドだったりする。「多少のご都合主義は構わないからハッピーエンドがいい!」というタイプの人には向かない。また、バッドエンドは本当に手加減なしなので陵辱や輪姦と聞いて興奮する人以外は見ない方が無難。
・バグや誤字が多い。最新verでは一部ルートに進めないクラスの大きなバグはなくなっているので一応安心。
・ちょっとしたことで時系列がおかしな会話になったり、一度も売春させていないのにガンガン売春さていること前提でシナリオが進んだりと、他の部分の完成度が高いゆえにちょっとした雑な点が目立つ。
・笑顔の表情が薄目でこちらを見ているように見える