概要
紅玉いづきによる児童向け小説。角川つばさ文庫出版。イラストは村松加奈子。
4巻で終了している。
あらすじ
青銀の瞳を持つ少年、サフィールに導かれて古城ホテル『マルグリット』に集められた4人の少女。
古城ホテルの女主人(メトリーゼ)になれるのは、四人のうち、ただ一人。かくして、帰る家のない4人の少女たちの、戦いがはじまる。
登場人物
女主人候補
ピィ・キキラーチェ(ピィ)
おっちょこちょいでドジな魔女。
とある理由で、魔山を追放された。
ジゼット・ロドマン(ジゼット)
金髪碧眼、整いすぎた美貌の持ち主。
軍事大国ボルドーの「元」軍人。
フェニアーノ・クロージニー(フェノン)
おっとりとした、一見普通の少女。
「普通の女の子」になりたいと思っている。
リ・ルゥ・アヌ・ラサ・ファン・チゼ(リ・ルゥ)
処刑されるはずだった、亡国の姫君。
5年間城に幽閉されていたが…?
古城ホテルの関係者
リュシエンヌ
古城ホテルの老いた女主人。
新しい女主人の候補をサフィールに集めさせる。
サフィール
四人の少女を古城ホテルに集めた青銀の少年。
ヘンリー
黒い毛並みの大型犬で、ホテルの番犬。
人間の姿を取ることもできる。
その他
ロベール・シュミット
古城ホテルの近くにある新設ホテル『グラン・シャリオ』の主人。
マルグリットに対抗心を燃やしている。