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ウィルゴ

うぃるご

野生のラスボスが現れた!に登場する人物の一人。原作書籍4巻で表紙キャラクターを飾る桃色の頭髪した少女であり本編では準ヒロインキャラクターである。(メインはハイケインことディーナがメインヒロインである)

曖昧さ回避


概要

純白の白翼を生やした桃色の髪色をした至って普通の天翼族の少女。

ルファス・マファールが率いる覇道十二星天の一角で乙女座を冠するパルテノスの元で育てられており、後にパルテノスより乙女座を後継を任命され新たな覇道十二星天の乙女座としてルファス一行に参入する。


性格はおっとしており優しく年相応なものである。ただルファス一行と出会うまではパルテノスと共に、ヴァナヘイム付近の森で過ごしていた為、やや世間知らずであり己の強さが如何程のモノか知らない。


あのパルテノスに鍛えられ育てられているのでそれなりに強い。ただ戦闘経験は全くないので要所要所におけるスキルをどう使うかや天翼族おなじみの『威圧』等を巧く使いこなせない。


なおパルテノスをお婆ちゃんと呼ぶがパルテノスは人間であり彼女は天翼族で血の繋がりはない。

これは昔に赤子だったウィルゴをパルテノスが拾ったからである。それでも彼女にとっては血の繋がりがなくともパルテノスは肉親と変わらずお婆ちゃんと呼び親しむ。


ルファス一行がパルテノスを回収しに訪れた際のウィルゴのステータスは以下の通りである。


レベル:320

種族:天翼族

属性:不明(web版書籍版共に表記がない)

クラスレベル

アコライトLv100

プリーストLv200

バードLv20

HP:21000

SP:3301

STR(攻撃力)1200

DEX(器用度)990

VIT(生命力)1390

INT(知力)1800

AGI(素早さ)1270

MND(精神力)3102

LUK(幸運)1502


とこの世界の平均レベル基準でなら普通に強い。七曜とためを張れる一般天翼族の少女って怖い。

パルテノスに鍛えられたのだから当然ではあるがプリーストだけ200と突破している。これは恐らくあるスキルを覚えさせる為だろうがどういう鍛え方したのだろうか?


スキルは後衛型という事もあり回復などの支援が主な役割となる。

だからといって近接戦闘ができないという訳ではないので装備次第ではレベルを用いたごり押しも可能ではあるので使い方次第である。

初期装備は普通の杖である。前任者のパルテノスの基本装備が丸太であったためルファスは極々普通の装備に感動していた。


後に獣人が治めるドラウプニルで行われる狩猟際にルファスがウィルゴに自信をつけさせる為に参加させ、その際にルファスがかつて愛用していた武器を渡される。


装備品:ラピュセル(剣であり周囲のマナを変換して天属性の魔法を行使できる逸品。)

以降はラピュセルがウィルゴの基本装備となる。この時代においては国宝級に値する装備であるが、ルファスからすればレベル500までの便利装備程度である。認識の差ェ...


スキルは回復やバフなどの支援型が主と記したが特定種族相手には強力無比なスキルを所有している


スキル:ヴィンデミ・アトリックス

指定した空間のマナを霧散させるモノ。つまりマナで構成される魔法相手に使えばその魔法は『消失』しその効果を失くす。このスキルの怖い所はどんなにレベル差があろうが、魔法が相手なら問答無用で消し去れる点だろう。ただしベネトナシュの最大魔法である『銀の矢放つ乙女』等のような規格外な規模だとウィルゴの強さでは消しきれない。精々数%削りさる程度。

勿論ウィルゴに相応なレベルと強ささえ備われば消去は可能になるかもしれない。


このスキルは本来、パルテノスの様なかつて女神の神域を守る使命と役目を持った乙女が女神に認められた世界の管理者の力の一端なのでウィルゴが持っている訳がないスキルである。

それをパルテノスが対魔神族用の護身用としてウィルゴに教えたらしい。世界の管理者の力は護身用程度であるとかこの乙女は相当に黒翼の覇王色に染まってしまったらしい。


対魔神族用というのは彼らの体を構成しているのがマナなのでこのスキルを使われると問答無用でその箇所が消失してしまい回復不可能という脅威のスキルなのである。

ただしマナを消去してしまうとマナ=経験値なこの世界に措いてはこのスキルで止めを刺してしまうとレベルアップが出来ない上に仮に達磨にしてから止めを刺しても消失した分のマナは得られないので経験値が本来より少ないというデメリットがある。


そんな彼女であるが十二星に連なる中ではどうしてもレベルが低く化物同士の戦いでは後方待機かそもそも戦闘に参加はしない事が多い。なので友好関係を築いた勇者一向との行動がメインとなる。


その勇者一行であり勇者であるセイとは共に行動する事も多く親交を深めていったのもありお互いに意識するようになっていく。

ただし多少過保護なルファスのセコムによって中々な不憫な目にセイが負う事もあったり彼女がそういう事も疎い事もあってか恋仲に発展することは難しいようだ。


物語終盤ではパルテノスより彼女の持つレベルやスキル等を引き継いだのでレベルも1000になり他の十二星と遜色ない強さを手に入れた。ただしパルテノスの経験やスキルを引き継いでも彼女がその使い方や応用などに関しての経験はないのでパルテノスと同じレベルで使いこなすのには難しい模様。


彼女とセイが恋仲に発展するのか否かは書籍版をぜひ購入して読んで欲しい。

尚web版では後日談など書籍版とは違う書き下ろしもあるのでそちらも原作を読破した上で閲覧をお勧めいたします。

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