概要
ルファス・マファールが率いる覇道十二星天の一角で山羊座を冠する。
ルファスが黒翼の覇王になってから捕獲した悪魔。
正体はヘルヘイム(所謂地獄)で高濃度のマナから突然変異して誕生した悪魔王。
アイゴケロスの誕生は女神アロヴィナスの想定外でありルファスと同じイレギュラーな存在。
性格は悪魔らしく尊大な物。一応悪魔王なので一人称は我で二人称は汝と呼ぶ。
主となったルファスには主に様付けか偉大なる~といった敬称呼び。
あとは悪魔なので他者の怯えたり恐怖したりする様が大好物という事もあってか、度々周りを怖がらせる発言が多く、その都度ルファスから叱咤を受けて小突かれたり投げ捨てられたりする。悪魔王ェ...
ステータスは以下の通り。
ステータス
レベル:800(アルカイド時は1000。特定条件化で1350に)
種族:ロード・デーモン
属性:月
HP:72000
SP:10100
STR(攻撃力):3150
DEX(器用度):4148
VIT(生命力):3453
INT(知力):6183
AGI(素早さ):4140
MND(精神力):5280
LUK(幸運):3000
装備――
後の終盤でルファスから本性出した時ようの大型の鎌を渡される。
種族のロード・デーモンは魔神族よりも邪悪かつ上位の存在であり悪魔の頂点たる存在。
なお本来の悪魔としての姿は頭は山羊で体は男の体で背中に蝙蝠の羽で下半身は不安定な状態で常に魔力が渦巻いてる。
本性を出してる時の声は人を不快にし恐怖を募らせるような硝子を引っ掻いた様な音で喋り相手の精神を侵す。他の十二星やルファスは慣れてるのか気にもしない。
スキルは牡羊のアリエスと似た相手を妨害するタイプが多い。アリエスは割合ダメなどの間接的妨害が主だが、アイゴケロスは直接的な妨害が主で、他は月属性の魔法を使用する。
所持スキル
デネヴ・アルゲティ
固有スキルで高濃度のマナを収束させて相手に放つスキル。これの恐ろしいのは威力もさることながらその追加効果にあり、この攻撃を受けると一定時間は回復できなくなるという物。
これはエリクサーなどの補助アイテムも弾いてしまうもので一回でもこの攻撃を受けた場合は極めて危険な状態であり短期戦を強いられてしまう。
彼の過去
彼がルファスと出会ったのは彼が悪魔王として恐れられヘルヘイムを統治していた時であり、当時の彼女がヘルヘイムに突然乗り込んできた事に発する。その際に彼女はアイゴケロスを見て『自分も昔は忌み子よ悪魔の子よと呼ばれたが、なんだ存外薄いな』と彼を評価した。彼はヘルヘイムという高濃度マナが充満する世界かつ、その高濃度のマナから突然変異した悪魔王であるがその悪魔王をあろうことか薄いと評価してしまった。
アイゴケロスは目の前の本来はここには来れない天翼族の女を見て戦慄した。自分より圧倒的に濃いのだ。存在としての位階が違うと判るや彼は自然と彼女に頭を垂れた。
『あ、貴女こそが我が王だ・・・』と無条件降伏し服従を誓った。
アイゴケロスはこの服従を恥とは一切思っていない。自分が彼女に忠誠を誓い、服従するのが当然であり至極当たり前の事だと思っているからだ。このミズガルズを治めるのは偉大なる主ルファス・マファールその人であり、その主に真に忠誠を誓う魔の者は自分だという自負が彼にはある。
だからこそ二百年前の七英雄の裏切りに於いて敬愛すべき主を奪われた事に怒りを顕にし、本来では忌み嫌い存在を認めない魔神族の下に甘んじてまで七英雄を討とうとした。
が、二百年後の天空王が治めるギャラルホルン国で一悶着あったが、そこで敬愛し忠義を誓うべき己の偉大なる主ルファス・マファールと再会し彼は再び彼女の下に戻った。
なおルファスが彼を捕獲しに向かったのはその存在が大変危険であり放って置くと魔神族以上の脅威と成り得る故、その力の抑制と管理の為である。
一応アイゴケロスはレベルが1000のルファス(最弱状態)相手なら勝てる強さは持っている。
勿論、ルファスが本気を出せば勝てはしないがそれでも十二星最強と呼ばれるレオンとならび十二星最凶と呼ばれるくらいの力はあるので捕獲されたのはミズガルズにとっては僥倖であろう。
因みに彼は老紳士な見た目なので言動も紳士然とした者と思われがちだが、実際は蠍座のスコルピウスと良い勝負の変態のそれである。主の寝室に忍び込もうとするくらいには変態なのである。
この悪魔見た目と口調からは想像できない位にはコミカルではあるが一応やはり悪魔なので残忍性と残虐性と冷酷さは合わせ持っている。仲間や主には親しい行動をするがそれ以外は塵芥の有象無象でしかないのでやはり化物である。