エリシア・ウェントワース
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えりしあうぇんとわーす
「紫影のソナーニル」に登場するキャラクター
廃墟と化した地上のニューヨークを歩く唯一の人間。イェール機関大学の学生だが、休学中。
自ら開発した多脚式歩行鞄「ジョン」を従え、人が暮らしていた痕跡を見つけながらニューヨーク中心部、マンハッタンのエンパイアステートビルIIを目指して進む。
本来の容姿は金髪碧眼だが、3年前以来左目が猫に似た黄金瞳に変わっている。
南部連合の軍装を仕立て直した外套に身を包み、ただ一人で封鎖されたニューヨークに潜入する気丈な女性。
5年前は現在とは似ても似つかないほどの純朴で内気な少女だった。
当時の彼女は空を見上げるのが好きな女の子であったが、家庭教師のアラン・エイクリィに一目惚れしてから一念発起、一緒に研究を行うため勉強を重ね大学の推薦を勝ち取った。
しかし晴れて恋人となった喜びも束の間、“大消失”でアランを失い、それ以来女らしさを捨てて研究に打ち込むようになる。
彼女が目指すエンパイアステートビルIIは、“大消失”当時アランがいたはずの場所でもある。
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