別名『カタカムナ』、『神名歌集』、『カタカムナのウタヒ』、『平十字文献』など。
化美津文字(かみつもじ。別名「カタカムナ文字」)によって記されている。
原本はカタカムナ神社の御神体であるとされ、推定で江戸時代に作成された巻物であるという。
文中に「アシアトウアン ウツシマツル」という言葉があることから、この「アシアトウアン」という人物が写本を作成した可能性が高い。またその語感から蘆屋道満との関係を主張する人もいる。
発見の経緯と信憑性
1949年、科学技術者の楢崎皐月(ならさきこうげつ)が植物波農法の研究中に出会った自称「カタカムナ神社の宮司」の猟師、平十字(ひらとうじ)の案内によって発見したとされる。だが、そのような神社の存在は確認されておらず、信憑性が疑われる。
内容
内容は全てカタカムナ文字で構成された詩歌の形で書かれており、生命の本質や宇宙全体の構成について記されているという。
参考文献
超科学書「カタカムナ」の謎 深野一幸・著 廣済堂 ISBN 4-331-00605-0
相似象学会誌 宇野多美恵編集