概要
由来:ローマ帝国第3代皇帝ガイウス帝の愛称。
ハンニバル神属接触禁忌種。
全身を蒼い鎧のような鱗で覆った、竜のような姿をしているアラガミ。
肩などの装甲表面には、生物とは思えない意匠性を備えたモールドが散見されるが、原種であるハンニバルにも同じような人工的なデザインの篭手が見られる。
両腕の篭手からは長大な刃が展開するようになっており、背中の翼状のブースターを用いて低空を高速で飛行することもできるため、それらを用いた広範囲・高威力の斬撃が非常に厄介。
またハンニバル神属だけあってブレス攻撃も可能であるが、その属性は原種とは真逆の氷となっている。
総じて原種よりも攻撃力、スピードが大幅に強化されているが、主武装となる腕の刃は、それぞれの腕を結合崩壊させることで展開できなくなるため、腕を破壊することで幾分楽に戦えるようになる。
ただし頭を破壊すると、顔の横に伸びた角に沿って氷のたてがみが伸び、ハンニバルの逆鱗を破壊した時と同じく攻撃パターンが増加。衝撃波を放ちながら飛行してスタン追加効果つきの突進をかけ、こちらが動けなくなったところに凄まじい威力の一撃を加えるコンボをかけてくるようになる。
なおその攻撃をかける際、氷のたてがみがさらに伸びる。
初出はゴッドイーターバーストで、ゴッドイーター2にも引き続き登場している。
ゴッドイーター2では、全身が赤く染まった変種「ルフス・カリギュラ」も登場する。
シナリオで手負いの個体と一度戦闘する他、2014年6月のアップデートで追加されたサバイバルミッションで戦闘が可能となった。
ストーリー上で戦闘するものは普通のカリギュラと変わらないが、サバイバルミッションで登場するほうは、いわばカリギュラ神速種とでも呼ぶべき行動速度が異常に強化された個体であり、一部攻撃も強化されている。
サバイバルミッションは4つのミッションを補給なしで連続クリアしていく形式のため、プレイヤー、NPCともに消耗品をほぼ使い果たした状態で戦闘することになることも併せて、非常に厄介な敵である。
ゴッドイーターリザレクションでもシナリオ終盤に登場。
ノヴァの残滓を取り込んで異常進化を遂げた「超弩級アラガミ」の一体として登場するほか、以後のミッションでも度々登場する。
なお、それら超弩級アラガミの中でも最強と目される高い戦闘力とコア出力を誇る個体が黒いカラーリングのカリギュラとして登場しているが、イベントのみで戦うことは不可能。
製造できる神機は、ゴッドイーターバーストではショートブレード、スナイパー、バックラーの三種。
ゴッドイーター2ではそれに加えてバスターブレード、チャージスピア、ショットガンが追加されている。
ルフス・カリギュラについては、さらにロングブレード、ブーストハンマーが追加されており、近接武器については全て存在している。
ゴッドイーターリザレクションでは通常種のカリギュラにも近接武器全てが追加されている。
ビジュアル面で非常に人気の高いアラガミであり、フィギュア化を望む声が多い。