人物像
かつて、世界の海で猛威を振るった大海賊・フランシス・ドレイクの養子で、彼の死後、その海賊団を引き継いだ。常人離れした身体能力、巧みな剣技を兼ね備え、16歳という若さで史上最強の海賊、海の悪魔の異名を取る隻眼の少年。ただし、本人は喧嘩好き、酒好き、女好き、そしてなによりお宝大好きという陽気な人物で味方や弱者への情も厚い。 世間一般に恐れられているのは敵に容赦しない側面から形成されたものであって、亡き養父がそうだったように無辜の民への襲撃や、無意味な虐殺を行うこともない。
黒魔剣(ブラック・ライトニング)
キッド愛用の黒い刀身が特徴の両刃剣。赤ちゃんだったキッドがフランシス・ドレイクに拾われたときに傍らに置かれていたアトランティス由来の秘剣。キッドの呼びかけに応えて飛来したり、生命力を黒い稲妻に変換して放射したりする上、さらにはゴールデン・ドレイク号(及びII号)の船首に備え付けられたマーメイド砲を発射する鍵にもなるなど、超常的な力を秘めているが、一度それらの力を使うと30分はただの剣になってしまうという欠点がある。