キングソロモン
きんぐそろもん
紀元前900年頃に40年間王位についていた古代イスラエル三代目王。
二代目イスラエル王であるダビデの息子。
10代の若い頃からダビデ王に継承され王位を引き継いだと言われている。
有名な偉業の一つは神殿の建築に携わり完成させたこと。
旧約聖書「列王記上」の記載によると、ソロモンが王位について4年目から約7年の歳月を経て完成させたと記述されている。
神殿建築のエピソードとしてソロモン72柱の悪魔達を、ソロモンの指輪で使役して手伝わせたという伝説もある。だが聖書の正典には記載されていない。
ソロモン王は稀代の賢王として有名である。
聖書の列王記の記述によると、生贄を捧げた日の夜に夢を通して神が現れ、彼に欲しいものを問うがソロモンは「私はまだ若輩者で正しく民を裁くことができない。民を正しく裁き、善と悪を判断できるように知恵(聞き分ける心)をお与えください」と神に願った。
神はこの答えに大変満足し、ソロモンに知恵と広い心を授けた。
ソロモン王権の時代は、イスラエル史上最も栄え、戦争もなく民も幸せだったと言われている。
だが晩年のソロモンは、1000人もの妻と側室を抱え、外国人の妻たちを寵愛して夢中になったことで神に背いて偶像崇拝に走ってしまう。
このことで神の怒りを買ってイスラエル王国は分裂そして滅亡のカウントダウンを引き起こしてしまった。
だがソロモンの時代にはこのことは起きておらず、父ダビデが神に忠実な僕だったことを考慮されて免除されている。
・最初から王族の王子
・若くして王になる
・神に稀代の知恵を与えられる
・王国は最も栄えて平和だった
・ソロモンの指輪を神に与えられ、悪魔を好きに支配
・神に背信してイスラエル滅亡のきっかけとなった元凶なのに、父の功徳により本人は免除
・(アセンデッドマスター説を採用した場合に限り)死後、高次の存在に昇格
このように人生イージーモードを極めている人物でもある。
天界において高い位置に存在するといわれるマスター。
サポートを依頼しようと呼び出した場合も気配やエネルギーを感じづらいかもしれない(ドリーン・バーチュ氏の情報より引用)
生前に錬金術とユダヤ教神秘主義思想を融合されたとも言われている。
魔術書である「グリモワール魔術書」や聖書の偽典「ソロモンの遺訓」、15世紀にギリシャ語で書かれた「ソロモン書」などでソロモン王が指輪を使い、悪魔を支配・使役していた伝説が残されている。
この悪魔達はソロモン72柱として有名。
この悪魔使役の伝説により、ソロモンとしては魔導士や魔術師のイメージも強い。
アセンデッドマスターとしてのキングソロモンは悪魔を使役するのではなく、知恵や高次のエネルギー、光によってサポートする存在。
スピリチュアルリーダー達曰く指輪を嵌めているという説が多く、日本の有名なスピリチュアルカウンセラー並木良和氏によると中指に赤い宝石がついた指輪を嵌めているらしい。
キングソロモンの得意分野、効果
キングソロモンの得意分野は知恵、叡智。
生前より知恵に優れていたので、知恵を授けることに長けている。
また問題の解決策のサポートも得意なマスター。
その他の得意分野としては並木良和氏の情報では、契約・呪いの解除も得意としている。
キングソロモンの関係者
アセンデッドマスターの明確な関係者は伝えられていないが、マスターセントジャーメインの前身であるサンジェルマン伯爵とは面識があったという伝承がある。
・キングソロモン・ヒーリングモダリティー
モダンミステリースクール(MMS)のヒーリングメソッドの一つ。
キングソロモン・ヒーリングモダリティーを習得している方の説明文を参照した概要としては。
ソロモン王は世界中から、ヒーラーやシャーマン、巫女、メディスンマンを集めて、数十年に渡り研究をつづけて開発されたヒーリングメソッドとのこと。