概要
「ブランディッシュVT」及び「ブランディッシュ4」の主人公の一人。
エルフの少女で15歳。クラスは召喚士。エルフの国「トゥルカイア」の巫女(見習い)。
自分の中に潜む力によって母親を殺害してしまい、父親に疎まれて修道院に入れられる。
修道院でのクレールは巫女としては劣等生だったため、お情けで置いてもらっている状況で、唯一自分を心配して気にかけてくれる親友サフィーユの存在が救いだった。
そんな中、「トゥルカイア」の指導者である「暁の巫女」が寿命が尽きるのを予感して次の「暁の巫女」を指名することになるが、指名されたのはクレールだった。誰もが優等生であるサフィーユが選ばれると思っていたため驚いたが、「暁の巫女」の決定は絶対だった。
クレールは何故「暁の巫女」が自分を指名したのかわからないまま、従者に任命されたサフィーユと修行の旅に出ることになり、修行の場となる「神の塔」に向かった。
前述の境遇から、かなりマイナス思考な性格。だが、クレールと出会った暁の巫女が「精霊を見える者は少ない、精霊と仲良くなれる者はもっと少ない。お前は巫女としていい素質を持っている」と話していたことから、潜在能力は高い。
このゲームはプレイヤーの選択によってキャラクターの性格が変化するので、ゲーム中の行動によってエンディングが分岐し、クレールは無事に暁の巫女になるか、さらなる修行の旅に出るか、心を閉ざして神の塔に引きこもるかが決定する。
余談
ファルコムスペシャルボックス97のドラマでは、クレール役を川菜翠(KAORI)が演じているが、当時ファルコムレーベルでは川菜翠がおいしい役を演じたり、関連イメージソングを歌うのがお約束となっていて、このキャスティングもそれによるものだった。また、ドラマでのクレールは「私は暁の巫女。こんなお尻丸出しのみっともない人(ドーラ・ドロン)と一緒にしないでほしい」とドーラを罵倒するなど、本編と性格がまったく違うのでショックを受けたファンも多かった。