概要
クロラムとは、弟子のクロ(攻)✖️主人公のラムネ(受)を取り扱った作品につけられるタグ。
クロは本名ではないが、作中でクロと呼ばれることが多いため、カプ名はクロラムと表記されることが多い。
原作においての関係
師弟関係にあり、また医者と患者でもあった。クロは学校に通っている以外は、ラムネの手伝いをしており、作中でもほぼ一緒に行動し、患者の怪病の原因解明に当たっている。ラムネはクロの助手としての優秀な能力に頼ることも多く、クロは自身を助けてもらった恩や日頃世話になっていることに感謝しており、互いにかけがえのない存在であることが窺える。
日常
怪病医としての腕は確かであるが、不遜・子供っぽい発言の多いラムネを、クロは冷静にサポートし、ときには手荒なツッコミを入れることもある。
いつも一緒に食事を取っており、関係性を印象付けるものになっているが、その理由は深怪物語で判明した。なお、ラムネの料理スキルは高い。
性格
ラムネは、クロから「腕は確か」であるが、オフの時は「ヘタレ」「大きい5歳児」と評されている。また、怖がりでもあり、クロの肩をつかんだり背中に隠れたりする。スキンシップが多く、怖い時以外も喜んだり泣いたりした拍子に抱きつくことがある。ラムネのパーソナルスペースが狭いためか、とにかく距離が近い二人であるが、ラムネから絡むことがほとんどである。
クロはラムネから、無愛想だけどいいやつと言われ、友達がいないことを心配されていた。怒りや不快な時以外の表情が乏しいが、たまに笑うこともあるらしい。基本的に言葉も少なく、思考が分かりにくい人物であるが、ラムネが怪我をした時は本気で心配して怒った。
出会い
クロは一般の人が見えない「怪」を見ることができる体質で、それを家族に理解してもらえないことからストレスを溜め怪病を発症。中一のときに食事が取れないほど悪化し、悪質な宗教団体に入団・監禁されるがラムネに救出される。ラムネの手助けがあり、家族にも怪が見えることを理解してもらうことができた。
最終話ではクロの怪病は完治しており、ラムネに負担をかけることを心配し来ない方がいいかと尋ねたが、ラムネはクロの力を必要としており、泣きついて引き止めた。クロは完治後もいつも通りラムネの元に来ると発言している。
アニメでの二人
監督曰く、師匠と弟子であり、心で繋がった同志であり、互いにかけがえのない存在であり、いい相棒、いいバディであるとのこと。
エンディングは二人の物語となっており、出会う前・後の様子が描写されている。
アニメの大筋は原作通りだが、最終回の展開が異なる。紅葉師匠に「(ラムネの自己犠牲精神は)周りのものを不幸にする」といわれ、気落ちしていたラムネに対し、クロは「先生が誰かを治すために自分を犠牲にしようとしたら、その時は僕が全力で止めます」と宣言した。