この先,大きなネタバレ要素を含みます。
概要
ココ・ロエルとは,トト・ノエルの本当の名前である。
名前の由来は,「心得る」。
作られた際に負の感情だけを得てしまったノエルは,正の感情がなく,人を殺めても,悪意を感じず,むしろ快楽を覚えるようになったものがノエルである。
しかし,父親には見捨てられ,ハンナキーにも治らないと言われてしまい,ノエルは絶望の底へと陥った。そこでハンナキーは,せめてノエルを完成させる事を決め,正の感情をインプットした。
劣等感に縛られ続け,多くの人間を殺めたノエルには,正の感情という優しさや心の痛み,楽しみと言うものは,自身の犯した罪によって心をより痛めつける,残酷で切ないものだった。
そして最後の数分を,涙を流し続けて終えるのであった…
その後,ハンナキーによって,参加者に重要視されていた彼のチップはサラ達に渡された。その際のアイテム表記は,「ロエルのチップ」となっている。