概要
Steam版で追加されたミニエピソード カイ編の『幼き暗殺者』に登場する人物。
※これより下にはキミガシネ本編およびミニエピソードのストーリー展開及びキャラクターに関するネタバレがあります!!※
人物
『ASU-NARO』の組織に属する家庭で暗殺者として育てられ、実の父親が死亡し佐藤家に引き取られてきた子供。カイとの実際の年齢差は不明だが、「優秀なほうがおにいちゃん」というセイの主張にガシューが同意し、その後の対決でセイが勝ったため兄となった。
外見は本編で出てきたフロアマスターの『着せ替え人形』ことトト・ノエルによく似ているが、ノエルよりも幾分幼い姿。女の子のような顔という印象はカイも持っていたらしく、初対面で兄弟になると告げられたときに「妹ってこと…ですか?」と聞くと「煽ってきやがった!」と返される。
服装はエージェント時代のカイと同様に組織の制服と思われるものを着ている。
また口調も似ており、血のつながりのある親子への『劣等感』や『人間扱いされていない』という思いなど、節々に彼を思わせるような感情を抱いていたことが語られている。
引き取られた当初、カイは父に砕けた態度で接するセイを快く思っておらず、セイもカイの当て馬にされると考え劣等感のようなものを抱いていたが、ともに訓練し、ガシューにも平等に扱われるうちに佐藤家に馴染んでいく。
しかしある日、「最強の暗殺者が一人だけいればいい」という組織の意向により暗殺者の子供同士が殺し合わされることになる。これを知ったガシューはそれまでより息子たちに厳しく接するようになり、さらにセイはこの時からカイのほうが贔屓されていると思いはじめ、自分のことは「人間扱いしてくれなくなった」と感じていた。
島で殺し合いが行われる中、セイはカイを殺そうとするが、カイはセイを殺したくないと語る。その会話の最中、セイは別の子供に襲われ、直後に反撃するが相打ちとなる。
傷が深く助からないことを悟ったセイはカイに自分を殺してくれるように頼むが、カイは最後までこれを拒否し、彼が息を引き取るまで抱きしめた。