概要
ヤシマ重工が開発していた連邦軍MS用携帯火器の運用実験を行うため、北米の地上戦線へ試験的に投入された機体。
ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy』に登場。ジオニック社からパーツを入手した設定を採用している。
3本指だったマニピュレーターは180mmキャノンや100mmマシンガンといった火器を使用できるように5本指のマニピュレータに改修されている。(ゲーム内でも陸戦型ジムの携行火器が一通り装備可能)。このため火力自体はバカにできないものになっており対MS戦を想定した武器は脅威となり得る。また連邦製のフィールド・モーターが試験導入されているそうで、音紋識別上はザクだがザクとは異なる駆動音も音響解析で確認されている。
主にアジア戦線に配備されていた陸戦型ジムの配備が進み、さらにジム系統のMSの本格配備が始まる頃には戦場から姿を消した。
『Code Fairy』ではノイジー・フェアリー隊と交戦。本機と共にガンタンクと陸戦型ジムが運用されており、鹵獲ザクではないMSを相手にした部隊は連邦MSの量産化を認識することとなった(ただしジオンの諜報部は既に情報を握っていたと思われている)。外見にも特徴が残ることからヘレナにはザクもどきと扱われた。前述の設定も合わせてか登場時点で既に陸戦型ジムに主力が移っている、もしくは元々数が少ないようで漫画版を合わせても出番は少ない。
本機の設定にはないものの陸戦型ガンダム、陸戦型ジムの設定も合わせると恐らくそれらと同じくジオンの地上での支配領域拡大に対策を迫られた機体ではないかと思われる。