シェル・セプティノス
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しぇるせぷてぃのす
シェル・セプティノスとは、冲方丁作『マルドゥック・スクランブル』の登場人物である。
CV:中井和哉
ショーギャンブラーで娯楽産業を総轄する大企業オクトーバー社の下で複数のカジノを取り仕切り、またオクトーバー社のマネーロンダリングも引き受けている。
キディ・ポルノのスター女優で少女娼婦であったルーン・バロットをスカウトし、自らの専属娼婦として新たな氏名や身分などを与えたが、自らの計画のためバロットを殺害しようとする。これまで殺した少女の骨をブルーダイヤにして指輪に嵌めている。
殺害したはずのバロットが生きていたことを知り、オクトーバー社の下で仕事をする委任事件担当捜査官のボイルドを雇い、バロットの抹殺と事件の制圧を目論む。
スラム出身で、国の福祉政策として脳のA-10神経という感情を司る神経核を手術しているため、記憶障害をおこしており凄惨な過去を忘れている。
「仕事」が終わると記憶を抽出してチップに補完し、脳から仕事の記憶を消してしまうので、バロット爆殺のことも彼女のことも忘れていた。
そのせいか、非常に情緒不安定であり、「狂人」といった表現がしっくりくる。
浅黒い肌に、エンペラーズ・グリーンと呼ばれる深い緑色の瞳の持ち主。時間や感情の変化により色の変わるカメレオン・サングラスを掛けており、作中では彼の心情を表すようにころころと色が変わる。
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