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シチカル

しちかる

『魔入りました!入間くん』に登場するキャラクター、バラム・シチロウとナベリウス・カルエゴのBLカップリングタグ。
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「元気そうだな シチロウ」

「やぁ カルエゴくん」


概要編集

漫画及びアニメ、『魔入りました!入間くん』に登場する、バラム・シチロウ(メイン画像向かって左の巨漢)×ナベリウス・カルエゴ(メイン画像向かって右の黒服)の腐向けカップリング。

二人共悪魔学校バビルスの教師であり、そしてかつては生徒だった。

CP名が馴染みのある『バラム』ではなく『シチロウ』なのは、カルエゴが普段からそう呼んでいるため(畏まった場では『バラム教諭』と呼んでいる)。


プロフィール編集

名前バラム・シチロウナベリウス・カルエゴ
性別男性(悪魔)男性(悪魔)
誕生日6月7日2月14日
身長193cm※182cm
体重90kg65kg
見た目年齢34歳35歳
一人称俺(基本)、私
お互いの呼び方カルエゴくん、カルエゴ先生(勤務時)シチロウ、バラム教諭(勤務時)
職業悪魔学校空想生物学教師教師筆頭、問題児クラス担任
位階ケト(8)ケト(8)
好きなもの生き物全般サボテン栽培、音楽
嫌いなもの???甘いもの(食べられない訳では無い)、自身の三大嫌悪に該当するもの、オペラ
家系能力虚偽鈴(ブザー)???
お家事情ほぼ準備室に住んでる自宅(しかも豪邸)

※バラムの身長は悪魔学校バビルス入学案内(公式ファンブック)に載っているもの。しかし、魔入りました!入間くん【週刊少年チャンピオン】公式YouTubeチャンネルでの祝連載6周年記念配信にて、原作者がバラムの身長に数字と(カルエゴと並んだ際の)見た目との矛盾を感じており、(「彼は普段から少し屈んでいる」とのこと)そのため、実際の身長は数字よりも高い可能性がある


カルエゴは人間界で言えば大分高身長な方であるものの、如何せんバラムが巨漢であるため身長差が目立つ。二人で並ぶと、バラムの肩や胸の辺りにカルエゴの頭が来る。(しかしバラムは誰かと接する時は基本屈み姿勢であるため、実際はどれほどの差があるのかは不明)

また、カルエゴは高身長でありながら細身であるため、身長も高く筋肉質なバラムと並ぶと、身長差だけでなく体格差も相当大きいのが見て取れる。

バラムは幼い頃はカルエゴより小柄であった。カルエゴが第64話にて「また背がのびたか」と発言しているところをみると、その成長振りがどれだけ凄まじいか想像に難くない。


詳細編集

お互いに悪魔学校バビルスの教師であり、そして元同級生で卒業生である。(カルエゴ曰く『腐れ縁』。)

pixiv内では、バラムは穏やかでかわいらしい攻めカルエゴは男前ながらも美人な受けとして描かれている作品が多く見受けられる。


バラムは優しく、カルエゴは厳しく、また趣味も担当も違う二人だが、古くからの友人であるからか何かと一緒にいることが多く、また呼び方や一人称も二人だけの時は異なることがある。共通点は"怖がられがち"である点だろうか…。


バラムは生物学準備室に住んでいるようなものだが、カルエゴがその準備室へ休憩しに行ったり、対してバラムはお酒やおつまみを用意したりお茶を淹れたりしてあげるなど、大分仲が良い様子。

カルエゴに至っては少々バラムに甘いようで、誘われると休憩(サボる)こともする、また今まで行ったことのない飲み会(打ち上げ)にバラムに捕まり連れていかれ渋々参加するなど、これまでにない一面を見せている。またバラムも、上記の通りカルエゴの世話を焼いたり、薬を届けに自宅まで見舞いに行ったり、やたら面倒見がよく、口調や物言いもカルエゴ相手だときっぱりしている。もはやこれは"シンユー"と言ってもいいのでは?

また、カルエゴはバラムの口元の傷を既に知っているらしく(明かした時期など詳細は不明)、バラムにとってもマスクを外したり、食事などを共にしても気を遣わずにいられる相手のようだ。対して、バラムがカルエゴの例の傷を知っているかは不明である。


カルエゴは1巻第2話、バラムは8巻第62話から登場する。バラム初登場の同巻では、これでもかと言うほど二人の関係性を見せつけられることとなったが、その後もバラム登場回で、あるいは登場していなくても勝手に名前を出すなどして、定期的にイチャイチャを見せつけられることになる。


本編作中での二人編集

※下記は各話の内容を交えながらの詳細となります故、ネタバレを含むことを予めご了承くださいませ※

※足りない部分は追記のご協力をお願いします※






終末テスト編集

第64話では、二人が描かれた扉絵を見ることができ、同様の序盤回想シーンで、絵本を読む学生時代のバラムの隣に、既にカルエゴらしき人物の影が確認できる。

同話では更に、入間が人間バレした(バラした)後、心配で教室の影から様子見していたが生徒に見つかったバラムに、カルエゴがさっさと近付いて名 前 呼 び で 二人にしか通用しないであろう挨拶(バラムの拳にカルエゴが結構な強さで拳を振り下ろしてぶつけるというもの)をかました後、生徒そっちのけで談笑する、バラムに軽く叱るカルエゴなど、まざまざと"シンユーのそれ"を見せつけられた。


これまでおっかない顔や容赦ない態度で生徒を怯えさせ、なんとなく近寄り難い雰囲気であることが共通認識であったカルエゴに、突然気を許しすぎている友人が現れ仲良しアピされる怒涛の展開に、問題児クラスの面々同様のツッコミをした読者も少なくないだろう。


終末テスト後では、入間の言葉に勇気をもらい、伸ばしっぱなしだった長髪をばっさりと切ったバラムの頭に衝撃を受けると同時に笑いを堪えるカルエゴ(まず堪えるほど笑うのが珍しい)や、対するバラムの「カルエゴくん"昔"から笑うときは全身で堪えるよねぇ…」という古株発言、その後テスト時のバラムの所業を褒めちぎるレアすぎるカルエゴなど、終末テスト後でも仲良しアピを嫌という程見ることができる。

同時に、『バビルスでの8位階(ケトランク)はカルエゴとバラムの2人のみ』であり、『バラムの家系能力は"虚偽鈴(ブザー)"で、嘘や不正を察知できる能力である』ということ、『テスト時には学校全体に魔力を張り巡らせ、カンニングを発見および防止などの管理をしている』ということなどの事実も明かされた。

その後は何故か並んで廊下を歩き、「…いっとくがお前その頭別のイミで怖いからな」「え!?」と軽口を叩く2人が描写され、第64話〜第65話だけでも、最後まで仲良したっぷりな2人を味わうことができる。


余談ではあるが、8巻のあとがきでは、今巻で初登場したバラムの制作話などが西修氏によって書かれた。加えて、バラムが『入間の良き理解者、カルエゴの癒し(?)』であることや、『バラムありがとう。そのうちモフエゴを触らせてあげよう。』と書かれている。

そして間もないうちに今巻終盤に始まったウォルターパーク編で……。



ウォルターパーク編編集

終末テスト後の長編、8巻終盤に始まるウォルターパーク編では、学校以外で初めて外に遊びに行く入間を心配したサリバンが付けた"護衛"として二人が登場する。

カルエゴはいつもにも増して不機嫌で黒いオーラが漂い、隣に立つバラムはお花が飛び、オペラはやたらと嬉しそうにしているという、シチカル含め大人組が並んだかわいい図も見ることが出来る。


この長編に入る直前の話、『カルエゴ先生の家庭訪問』にて、オペラとカルエゴが先輩後輩であり、カルエゴはオペラのことを(学生時代のこともあり)嫌っているという設定が明かされた為、ウォルターパーク編で対面した際にもその関係性を表したシーンがある。

それはカルエゴの機嫌が悪いのを"賑やかなのが苦手なせい"だと思い「これを機に克服しましょう!大丈夫ですよ!バラムくんも私もいるし!」と励ますオペラに、「あっんったっと一緒が嫌 なんだよ!!」とカルエゴがきっぱりと訂正しているというもの。オペラとカルエゴの上記の設定を強く示すシーンであるにもかかわらず、つまり"バラムと一緒なのは別に構わない"ということになってしまうという、終末テストで見せつけた絆をより浮き彫りにする美味しい発言でもあった。


ウォルターパーク編では、大人組が引率係である為、二人の関わり合いも多い。

しかし、この二人は何かと『登場していない(対面していない)のに影を感じさせる』ことがあり、バラムが登場して間もないこのウォルターパーク編は、その"はしり"を感じられる部分もある。引率3名に合わせて3チームに別れたものの、カルエゴのチームになったリード、ジャズ、ガープ、カムイは文句の嵐で、その騒がしい光景を見てバラムが「カルエゴくんみんなと仲良いなあ……」と呟いたり、なんとか暗黒大帝を連れて楽しめないかと企てるチーム4人に振り回されるカルエゴの悲鳴に気が付いていたり、生徒だけでなくなにかとカルエゴのこともよく見ている彼氏すぎるバラムが垣間見える。

加えて、ウォルターパークで魔獣が暴れた際には、『見た目は怖いものの本当は優しい教師である』面が強く描かれていたバラムが、攻撃から入間を守ったり、また対戦し、これまでのイメージに加えて、『強くてかっこいい大人』としての面も描かれた。このギャップはずるい。


そして、復活した魔獣戦では、大人たちの共闘で魔獣を倒すことになる。バラムチームとオペラチームが合流した後、オペラの意向で入間によってカルエゴ改めモフエゴが召喚され、オペラ、そして今回初めて使い魔状態のカルエゴを見るバラムに、モフまくりにモフられることになった。あまりのモフモフさに大興奮のバラムと、「落ち着けシチロウ!!」と焦って名前呼びが飛び出すカルエゴは必見である。(8巻のあとがきでは西修氏がバラムに対し『そのうちモフエゴを触らせてあげよう』と書かれており、こうして早くに叶ったのであった。よかったね。)

余談ではあるが、各コミックスのカバーを外すと、表紙裏表紙共におまけが描かれている。10巻のカバー下裏表紙では、カルエゴにモフモフを求めるオペラとバラムがおり、バラムもモフエゴが気に入った様子が窺える。


大人たちの共闘、そしてロノウェやアリクレッドの協力もあって入間が魔獣を無事無力化した後、ロノウェの父の厚意でホテルに泊めてもらうこととなった一行。今回の事件について、歩きながら情報共有をする教師モードのかっこいい二人を見ることができるが……、後述のスキ魔では、腐れ縁モードの二人も拝むことが出来る。


10巻のスキ魔『そんなんだから なつかれるんじゃないの』では、間もなしに重なった二人の登場によって受けたダメージにとどめを刺すように、シチカル的に重要なおまけエピソードが描かれた。

というのも、『夕食がバイキングであった為、自身の食事姿を考慮してルームサービスをとろうとするバラムに、カルエゴが部屋に夕食を運んできて一緒に食事をする』というものである。これに心臓を打たれこちらに堕ちてきた民がどれほどのものだったか想像に難くない。

学生時代からの友人であるという点でなんとなく予想は着くものの、カルエゴがバラムの口元の傷を知っているということが明かされると共に、カルエゴの前でならバラムは食事ができることなども、8巻に続き二人の関係性を大きく示すものであった。

西修氏の𝕏(旧Twitter)では、このスキ魔についての投稿もあり、そういった感覚で食事を運び一緒に食べることが前提となってるカルエゴ、対してスキ魔タイトルの心情、「……おいしいよ ありがとう…」と思わず笑みが零れるバラムなど、このたったの1ページに二人の愛とあたたかさが溢れ返っている尊いものとなっている。


学生時代の二人編集

『魔入りました!入間くん 外伝 カルエゴ編』における二人編集

外伝では、学生時代の二人を見ることが出来る。

『魔入りました!入間くん』本編アニメ2期12話にてほんの少しだけ回想されたシーンを含め、二人の出逢いなども描かれた。


バビルスに入学して間もない頃。バラムはその見た目を怖がられ、『絵本ばっかり読んでる実験好きの変人』と噂され、周りから孤立していた。他生徒が陰口を言うなり離れていき、一人で席に着いて絵本を読むバラムの隣に、黙って自ら座ったのがカルエゴである。

「なんだ」と睨むカルエゴに動揺をみせたバラムだったが、カルエゴは「ここが1番静かだった」「イヤなら移るが?」とぶっきらぼうな優しさをみせ、その様子から何かを感じ取ったのか、バラムは自分の名をいい、それにカルエゴも応え、こうしてお互いに自己紹介を交わしたのだった。


学生時代の二人の容姿は体格や服装以外ほとんど変わらないものの、カルエゴは前髪を下ろしており、バラムは大分小柄だったようだ。

しかしカルエゴはこの頃から学園を守る意志を確固として持っており、バラムの力強さ(物理も含め)と生物に対する熱も見た目のかわいらしさとは反して豪いものだった。怒らせるとこわい…。

そしてカルエゴに対するややきっぱりした物言いも、憤るカルエゴを「カルエゴくんっ 落ち着きなよ…っ」と宥めたり止める役も、この頃から健在である。

そしてカルエゴのやたらと隠された肌と細腰もこの頃から健在である。あと今よりキレている気が…。


最後には、カルエゴを巻き込んだことに対してしおらしく謝るいじらしいバラム、自身が守る宿命のバビルスで好き勝手した風紀師団に怒りを滲ませ、粛清することを決意するかっこいいカルエゴを見ることが出来る。


かわいい攻め、かっこいい受けなのもこの頃から健在である。


余談編集

原作者、西修氏の𝕏(旧Twitter)では、キャラクターの裏話やイラストを見ることが出来るので必見(閲覧やコメントはマナーを守って行ってください)。

無論、"二人について"も例外では無い。

一部を抜粋。


『バラムの服は、カルエゴにアドバイスされて派手めの服を買ったはいいが、結局外では着れずに寝間着になったやつ。(8巻のペーパー特典のこと)』


『バラムは自炊します。 パン系が多いかな。片手で食べられるものをよく作ります。 お茶っぱにはちょっとうるさい男です。』


『拳ゴチン!は絶対にカルエゴの手が上です。 昔はバラムの方が小さかったから。』


『カルエゴの仲のいい悪魔、はバラムしかいないかなあ… カルエゴと仲良くなりたい悪魔は多かったと思うけど…。』


『慣れたら遠慮がなくなる悪魔、バラム』


『カルエゴのバラムへのあれ(ウォルターパーク編最終話のスキ魔)は気遣い3割慣れ7割』


『遊園地編、気温的には涼しめの初夏だからカルエゴの服装はおかしいんだけど、肌を出したくないんですな、彼は。 コートだけど素材は薄くて良いブランドのやつ。』


『カルエゴは味の薄いものが好きです。素材の味を楽しみたい派。』


『カルエゴの自宅は塔みたいなとこです。 なるべく他の悪魔が来にくい立地。』


関連イラスト編集

センシティブな作品

センシティブな作品


※下記イラストサムネイルは学生時代※

満開だよ(学生シチカル)



別名・表記ゆれ編集

バラカル

こちらのCP名でも同様左右二名のカップリングを表す。


関連タグ編集

バラム・シチロウ ナベリウス・カルエゴ

魔入間【腐】

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