「僕にできる贖罪の旅は、これから始まる」
「僕にできる贖罪の旅は、これから始まる」
概要
概要
機械の国に住む機械技師の少年。
身体の不自由な人を補助し、生命活動をすべて肩代わりできる生活補助機械を作るために研究を続ける研究者である。そして、それはかつてストリチカが、双子の姉と共に抱いていた夢でもあった。
姉弟が7歳のとき、ストリチカの不注意で大けがを負った姉が、昏睡状態に陥る。それからの8年間をストリチカは、姉への「贖罪の旅」と称して外見、そして内面までもを自らの姉に偽り、自分を騙し、1人で生活補助機械の研究を進めている。姉の代わりをし続けた結果自己と姉の人格の境界が曖昧になっており、感情が高ぶった時には彼の内面に存在する歪な"彼女"が露呈する。
ラストピリオドコラボイベント「絶望の世界と希望の物語」にて、スペアレルムの皇帝・シャスナハと出会う。自らの姉の夢を背負いこむ責任と現実との板挟みに苦しむストリチカ、皇帝としての責務と個の願望を併せ持つシャスナハ、異世界との交流によって、2人はそれぞれの葛藤に一つの答えを確認する。
メルストの6周年記念で、クラリエテスとともに白いドレスを着たイラストが発表されている。