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概要編集

コズミックブレイクで登場する女性型ジアスロボット「クリムローゼ」が「仲間を守る」という決意をきっかけに内に秘められていた翼を解放した姿。

「セラフ」の名前通り、背中に追加された光の翼「セラフウィング」はまさしく機械天使の翼と言える外観を持っている。


ゲーム内では編集

元々のクリムローゼが無課金機体(バリエーション機体の一部の特殊な武器腕を持ったタイプは課金機体だが)のため、かなり値は張るが一応無課金でも入手可能。

その入手方法は、Lv8以上まで鍛え上げた一部例外を除く「空戦型クリムローゼ」に、対応する「セラフプロモーション」というアイテムを使用するというもの。

セラフプロモーションは無課金で入手可能なものと課金が必要なものがあるが、違いが出るのは髪の色だけで、プロモーションの無課金、課金に関わらずセラフクリムローゼの性能は変化せず、プロモーション使用時のクリムローゼのレベルに応じて最大キャパシティのみが変化する。(Lv10での進化で最もキャパシティが多くなる)


後に課金機体として販売された限定仕様のクリムローゼもプロモーションによる進化は可能だが、通常版とは別のプロモーションが必要で、こちらは課金限定となった。

また、水着仕様等一部の特殊なクリムローゼを進化させる際も別途専用のプロモーションが必要となり、それらは大概課金、特に欺瞞の象徴と悪名高いガラポンの景品だった。


武装編集

セラフロール(BD内蔵)編集

縦宙返りをしながら敵に体当たりをする。

そこそこ威力はあるが攻撃時間がやや長く、その間動きが一定になってしまうので非常時のフェイルセーフ、フィールド上のオブジェクトの破壊用としての意味合いが強い。


セラフウィング(背中のBS内蔵)編集

セラフクリムローゼの代名詞。

縦宙返りをしながら光の翼を展開し、一定時間ブースト消費を0にして無限飛行をすることが可能。

また、この状態では敵の誘導兵器を欺瞞する能力が発動し、蛇行飛行している場合に限り、一部例外を除く敵の誘導兵器を明後日の方向へ逸らすことができる。

ただし、弱点として飛行していなくてもブースト消費無効状態の時間は経過しており、終了直前まで残り時間が解りにくいうえに効果が切れると問答無用でブーストゲージが0になってしまう仕様なため、使い慣れていないと敵陣のど真ん中で墜落、袋叩きに合うというしくじりを犯してしまう恐れもある。

通常仕様の場合は展開時に必ず失速してしまったので信頼性に欠ける面があったが、限定仕様のセラフクリムローゼはモーションが変化して失速しなくなった。

強力であるが故に回数制限がかかっており、どれだけ強化しても一度の出撃で3回までしか使用できない。


セラフノヴァ(限定仕様のLG内蔵)編集

少しの溜めののちロックオンした対象に対して高速のビームミサイルを投射、着弾地点に少し長く残るビーム属性の爆風を発生させるセラフクリムローゼの必殺技。(通常仕様には実装されていない)

マルチロックオンに対応しており一度に複数の敵陸戦機体と対峙するとき以外にもミッションやクエストなど大量の敵を相手取る際にも有効。回数制限こそないが発射後のエネルギーチャージにそれなりに時間がかかるので取り回しはあまりよくない。また、この攻撃も誘導兵器なのでアンチホーミングビットや同じセラフウィングによって誘導を欺瞞されてしまうので注意が必要。


余談編集

クリムローゼからセラフクリムローゼへの進化というパターンは、既存の時代に取り残された機体の救済手段として当初こそ期待はされた。だが、このパターンに続いたのはすぐ後に実装された桜華から桜華太夫への進化だけ。それ以降はリリレイン・イヴに代表される、「全く別の独立した機体としてガラポンの景品として実装される」という、ある意味安定のCSであり、自身の愛用機体を大急ぎで鍛え上げていた多くのプレイヤーを落胆させた。


尤も、新生シリーズはセラフクリムローゼのような純粋な強化となったのはあまりおらず、異様なまでに一つの事に尖がったり、ベース機と全く違う運用思想になってしまったりと一長一短ある。

特に当時同じような運用思想の機体が存在しなかったリリレイン・イヴは適性が合えば陸戦機体さえ一方的に屠れるが、適性が合わないととことん扱いづらいピーキーな機体となってしまった。


アイヴィスの実装前後から始まった運営の露骨な拝金主義のストッパーとして最初こそ期待されたが、結局運営にそこまでの殊勝さは無く、以降かえって拝金主義は悪化、戦場の行き過ぎた高速化と火力インフレーションもあり、多くのプレイヤーが愛想を尽かせて続々と身を引いていく結果となってしまった。

もし以降の新生機体もプロモーションによる進化、即ち「ちゃんと愛を注ぎ込んでやればその分しっかり応えてくれる」という仕様にしていれば、CBの今は全く違うものとなっていたかもしれない。

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