タイシンの娘
なりたたいしんのむすめ
ウマ娘に登場するナリタタイシン。
作中ではまだ学生として日々努力している姿が描かれているが、そんな彼女の幸せな未来にありえたかもしれない彼女の娘のことを指す。
当然ながら二次創作にあたるので、描き手によって設定は異なるだろうが、特に有名どころとしてオダワラハコネ氏によって何度も描かれてい(て、キャラが立ってい)る彼女のことをここでは紹介することとする。
母親であるナリタタイシンとは髪型等がよく似ており、幼い故のやんちゃな姿を見せることもあるものの、両親が好きで元気な子。
作中では名前で呼ばれていることが無いため、名前は不明(特に作者から言及されない限り、彼女は誰がモチーフだと現実の馬から推理するような真似や、そこから派生してだから彼女がどういう存在だと勝手にこじつけるのは無粋かつ失礼であるため、単に「タイシンの娘」で良いと思われる)。
主にパパ(元ナリタタイシンの担当トレーナー)のせいで目にした古い雑誌や写真によって、現役時代のママの姿を見て困惑することが多いのが玉に瑕。
ナリタタイシンによる説明のしかたも悪かったりすることもあるが、「おっしゃってる意味がよくわかりませんが」みたいな表情を見せたり、昔のママと今のママが同一人物であるかどうかを疑って訝しい目を見せることもある。
ママが現役の頃のライブ衣装を(若干お腹はぷにっとしたが)着て見せたことによって一応その疑いは晴れたようで、その後はサイリウムを手に楽しそうにママを応援したりもしていた。
基本的にはまだまだ幼い子なので、ママからはよく抱っこやおんぶをされている姿も見受けられる。
また、幼いが故にだろうが作中ではまだたったの一言も言葉を発していないものの、耳や尻尾、そして表情によるわかりやすい変化から彼女の感情を汲み取ることができるのは彼女の大きな特徴のひとつ。
なお、パパが床に起きっぱなしにしていたらしいノートパソコンの画面を見ているシーンがあるが、たまたまパパがその写真を開いていたのか、彼女がパパのノートパソコンを操作してその写真を見つけたのかは不明。
仮に後者であるならば、かなり幼いように見える彼女が歳不相応に賢いという可能性がある。
余談だが、浮き輪を使ってはいるものの水を怖がる素振りは見せていなかったので、少なくとも水泳を嫌ってはいない模様。
あと幼いが故に怖いものには素直に恐怖の感情を見せており、雷が近所に落ちたときは尻尾の気を逆立ててびっくりしていたり、パパのハロウィンの仮想した姿を見て怖くて戸の後ろに隠れたりもしていた。
ちなみにパパとママの夫婦仲は良好なものの、ナリタタイシンが低身長故か娘と買い出しに行ったらふたりのことを「母娘」ではなく「姉妹」に見られがちなことには若干不満がある模様(若く見られていることへの喜びも多少はあるようだが)。