概要
2016年春季に展開されたシリーズ『コリラックマと新しいお友達』にて、初登場したキャラクター。リラックマたちがはちみつの森にやってきた際、森の奥へ行ったコリラックマが遭遇して友達になった、リラックマシリーズ初の本物の野生の茶色い小熊ちゃん。命名したのは、キイロイトリらしい。
身長はコリラックマより若干低い。フサフサとした、白と茶色の胸毛がある。口には鋭利な八重歯を生やしている。常に身体から蜂蜜の香りを漂わせており、お尻には熊の顔の形をした蜂蜜を付けている。
無表情なことが多いが、まれに笑顔になったり、頬が赤くなったり、眉をひそめたりする。そして何より、「がおぉ」と(威嚇?)ポーズをよくとる(実はこの「がおぉ」ポーズは、のちにとあるキャラクターの受け売りのポーズであることが判明した)。
好物
好きな食べ物は、蜂蜜と魚。一度コリラックマとメインになったシリーズで、初めてチョコミントアイスを食べたのだが、さすがに野生には存在しない味だからか、しかめっ面になっていた。が、近頃はしかめっ面にならず、美味しそうに食べている様子がみられている。
それぞれの関係性
コリラックマ
コリラックマとは、2人でまねっこをしたり、追いかけっこをしたりしているうちに、大の仲良しになった。グッズやX(旧Twitter)に投稿されているイラストでは、一緒に並んだり、「がおぉ」ポーズをしたりしているなど、相当の仲の良さがうかがえる。まれに2人だけのシリーズが発売されており、ファンからは人気を博している。また、コリラックマはチャイロイコグマのことを、「こぐまちゃん」と呼んでいる。
リラックマ
蜂蜜仲間で、蜂蜜の好みが一緒で仲良しになった。『はちみつの森の収穫祭』シリーズでは、秘密の蜂蜜をリラックマに教えていた。近頃リラックマの影響か、寝方が最初は普通のうずくまる状態だったのが、頬杖をついて寝るという親父スタイルとなっていっている(野生の子熊なのに)。ちなみに、コリラックマとキイロイトリがリラックマの耳を噛むことがあり、そのときは怒っているのだが、なぜかチャイロイコグマが噛んでも、怒っている様子がみられない。
キイロイトリ
ふたりの仲は悪くないのだが、キイロイトリはチャイロイコグマに対して、若干怖がっているような苦手意識がある。チャイロイコグマが最初に登場した際には、野生の熊ということもあり、「がおぉ」ポーズをした際に死んだふりをするほど驚いている。そのうえ、どういう経緯か不明だが、チャイロイコグマがキイロイトリの背中を食んでいた(端から見たら、餌として噛んでいるように見えるが)。とは言いつつ、キイロイトリお手製の手袋を食べ物と勘違いしたチャイロイコグマに「食べ物じゃないよ」と教えたり、珍しく服を着るチャイロイコグマのお手伝いをしたりと、リラックマ同様、いろいろと世話を焼いている。まれにチャイロイコグマの頭に、ちゃっかり乗っている。
くまんばち
はちみつの森でできた、初めてのお友達。絵本『チャイロイコグマ はじめてのはちみつの森』にて、詳しい経緯が描かれている。
サクラノコリス・ミントノコトリ・アオイコオオカミ
くまんばち同様、はちみつの森でできたお友達。この3体も、絵本にて友達になった詳しい経緯が描かれている。ちなみに、チャイロイコグマに「がおぉ」ポーズを教えたのは、アオイコオオカミである。
余談
このチャイロイコグマだが、実は原作では一度も登場していない。デザイナーのコンドウアキ氏は関わっておらず、サンエックスが独自に設定したキャラクターである。