概要
ちょんという言葉の意味は、拍子木の打音。芝居の最後に打つことから物語の終わりを示す言葉。
芝居で拍子木を打って転換する幕間、またそのような短い時間、遊里での短時間の遊興からちょんの間という言葉が生まれた。
上記に関連して、「程度の軽いもの」「少し」「簡単な」といった意味を持つようになった。
例:ちょん切る、ちょんと押す、など。
しかし、なぜかそこから転じて特定民族に対する侮蔑語になってしまったのが現状である。
苗字で全(チョンと読む)がいるのが関係していたり、全州という場所が関係していると言われているが、なぜかはいまだに分かっていない。
とにかく、使うことは躊躇われる用語であるため、使わないのが賢明である。