「許さぬ! 全て滅せよ!」
概要
ゲーム「魔法使いと黒猫のウィズ」に登場するキャラクター。
種族は魔族、所属は魔界。リリース当初から実装されていた古参精霊の一人で、当時から高い火力を持つ精霊として評価は高かった。
ザ・ゴールデン2016にて限定精霊が登場し、天使の姿のイラストも採用されることとなる。天使時代は金髪の男性。
なお天使の姿でいるのはSS、SS+の段階であり、Lでは今までと同様の魔族の姿となる。ボイスは天使の彼と魔族の彼が混合したようなものとなっており、約束の地ガチャのミシェル・ヴァイル、ルーファス・ヴァイル、覇眼戦線2ver.のリヴェータ・イレや、ルドヴィカ・ロアのように、進化段階でボイスが変化することはない。
ザ・ゴールデン2016では彼の関連ストーリーが公開され、イアデル・セラフィムに仕えたことが判明したり、あの眼鏡の天使が悪役認定される事態となる。
なお、第三回黒ウィズグランプリでは男性部門ではなく【その他部門】にて集計、第6位(184,605票)。
CV.高岡瓶々(ザ・ゴールデン2016~)
ステータス
※潜在能力解放時の数値を記載
※アンサースキル・スペシャルスキルはL時のものを記載
通常版
神滅叛帝 テスタメント・ヘイル
- 最高レアリティ:L
- 属性:水
- 種族:魔族
- コスト:36
- 最大HP:2686
- 最大攻撃力:3543
- アンサースキル:神討天壊の大進撃
3チェインで敵単体を3回連続攻撃、パネルの色が増す度さらにアップ(400%/500%/650%)
- スペシャルスキル:グレイシャル・トーメント
敵全体へ水属性のダメージ(220%)
GW版
反逆の滅叛帝 テスタメント・ヘイル
- 最高レアリティ:L
- 属性:水・闇
- 種族:魔族
- コスト:50
- 最大HP:3303
- 最大攻撃力:3988
- アンサースキル:叛帝堕天の激怒
6チェインでダメージアップ、天使の敵へさらにダメージアップ(600%/800%)
- スペシャルスキル:グレイシャル・ネメシス
5ターンの間、MAXHPを毎ターン15%消費し、攻撃力をアップ(1500%)。さらに極稀にクリティカル
バックストーリー
かつては大天使として天界に仕えていた。
あらゆる世界・あらゆる事象に通ずる博識の士であった彼も、
あるとき禁忌とされる指輪に触れたことが神の逆鱗に触れ、魔界の底へと封じられました。
それから幾重もの時が過ぎ、彼の存在が世界の記憶から失われた頃--
魔界を旅するある男の手により、彼は封印の鎖を解かれます。
永き眠りから醒めたその心に残っていたのは、ただ天界への憎しみのみ……。
他精霊との関係
クィントゥス・ジルヴァ
通常版バックストーリーの時から、テスタメントの封印を解いたのは彼なのではないかとの説があったが、ゴールデン2016ストーリーにてこれが事実であることが確認された。
ちなみにクィントゥスからは「おっさん」と称されている。これが魔族共通の感覚なのか彼の独自の感覚なのかは不明。
イアデル・セラフィム
ゴールデン2016ストーリーにて、テスタメントが大天使として仕えていたのがイアデルであると判明。更に元々天使ではなく、人間であったテスタメントを天使に召し上げたのが、王子時代のイアデルであることも判明した。
後述するような事件があってもテスタメントは牢の中でイアデル本人を恨むことはなく、「もう一度、我が王にお会いしたい」と発言していた。
マクシエル・ウーゴ
マクシエルが一躍悪役として名を馳せる原因となったゴールデン2016ストーリーにて確執がある。
天界を追放され、堕天して魔族となり、封印を解かれたテスタメントの出した結論「私を陥れたあの奸臣」という発言がある。しかしマクシエルは全ての発言を「王(イアデル)のもの」(イアデルに対しては「テスタメントのもの」)としており、テスタメントはそれを訝しみはするが一応納得はしている為、テスタメントの視点からその結論が導き出せたということはやはり彼は賢人であったのだろう。
天界からの追放
テスタメントが魔族となった原因は簡単に言うと、マクシエル・ウーゴが伝言ゲームをぶち壊したことによる悲劇。
天界と魔界の戦が長引いていることを憂いたテスタメントに、マクシエルがあることないことを吹き込み、テスタメントとイアデルの間に隔たりを作り、最後には「指輪」に誘導することによってテスタメントを「反逆者」として処罰するに至った。
この時、牢の中のテスタメントへの発言から、マクシエルはテスタメント個人に恨みがあるのではなく「人間」を賤しいものとして見ており、元人間であるテスタメントを排除しようとしているという様子が窺える(マクシエルが真意を語っている場面はないので、あくまで仮説)。
テスタメントが天使となる時に心配した通りのことが起こってしまったわけで、イアデルの「生まれや種族に拘っている場合ではない」という言葉が部下にまでは伝わっていなかったということだろう。