ドゥクスシリーズは神魔霊獣を従えることの出来る『刻印』を授け『刻印戦争』へと誘う者達の総称であり、LoVAにおけるプレイヤー達のナビゲーターである。
何者かによって生み出された存在であるようだが自身については「全ての世界からの局外者」としか語らないので正体は不明である。
ストーリー第一章にて自身達の目的が刻印の者に夫々の世界に君臨するロード達の討伐であることを明かした。
身体的特徴
ドゥクスシリーズはシリーズと名がつくように複数の個体が存在している。
共通する特徴としては決められた衣装に何かの頭部を模したかのようなブローチを左胸の付近に身につけ、頭の両サイドに金属や鉱石で作られた髪飾を身につけている。
髪型や顔つき、髪飾の形状などは個体により異なっている。
性格等
ドゥクス同士は根本的には同一の存在であるようだが様々な容姿の個体が複数に存在する為に便宜的に姉妹として触れ合っているようだ。
そして、刻印の者に対してはパートナーとして付き合う上での絶対的ルールとして「刻印の者の意思を阻害しない事」を掲げている。
これは主がどんなに無謀なことやドゥクスの意志に反している行動であろうと従うということであり、それ故に全く刻印戦争に興味を示さない刻印の者に困り果てている個体もいるようだ。
そして、パートナーとなった刻印の者と円滑に付き合う為なのか、刻印の物と触れ合う内に性格にも変化がする模様。
ただ、性格がどんなに変わっても刻印の物を刻印戦争へ誘う点だけは変化しない。
能力
主な能力として『多次元世界への移動』と『刻印戦争の場の形成』が挙げられる。
前者の能力はそのままの意味で自身や刻印の者や付き従う使い魔達を並行世界へ移動させる能力である。
この能力があるお陰で刻印の者は様々な世界を旅することが出来る。
裏を返すとドゥクスがいないと刻印の者は異世界への移動は出来ないようだ。
後者の能力は複数のドゥクスシリーズが一堂に会した時に使用可能となる能力で刻印戦争に必要なものを作り出すとともに刻印の者の逃亡を防ぐ役割も兼ねている。
この能力を使わないことによる刻印の者同士の戦いは言わばただの喧嘩であり、ドゥクスも難色を示す模様。
それ以外にもドゥクスシリーズ自体が刻印の付属品であり、刻印が存在する限りドゥクスシリーズも不滅であることを思わせる言葉を残している。
現在判明しているドゥクスシリーズ
プレイヤーが初めに出会うことになるドゥクスでありプレイヤーのパートナーとなる個体である。
腰まで届く長髪に角を思わせる形状の鉱石がつけられた髪飾を身につけている。
淡々とした口調で話すものの、ホームでは椅子に座って本を読んでいたり恐らくはプレイヤーが就寝するであろうベッドで寝転がっていたりとけっこう好き勝手している。
それ以上に長時間放置しているとプレイヤーに話し相手になりそうな使い魔やプレイヤーの世界の本を所望したり、眠くないといいつつ寝たりとお茶目なところも見せてくれる。
ヴァーミリオンの刻印の者リュクレースに付き従うドゥクスシリーズにしてプレイヤーがティア以外に会うことになる最初のドゥクスである。
おかっぱ頭に花の蕾を思わせる形の髪飾を身につけている。
自身の国が滅びたことを認めないリュクレースに影響されたのか皮肉な物言いを好む性格となったようだ。
ブレイズの刻印の者レベッカに付き従うドゥクスシリーズ。
短髪に螺旋状の台座に納められた水晶玉を思わせる形の髪飾を身につけている。
刻印戦争に参加する気が全くレベッカの気ままさに戸惑うあまり気弱な性格になりかけている。
ブレイズの刻印の者ジェレミー・スターリングに付き従うドゥクスシリーズ。
ツインテールを金属部品のみで構成された髪飾で纏めている。
パートナーであるジェレミーがまだ幼い為か保護者の様な性格になり始めている。