CV:鈴代紗弓
概要
飄々とした雰囲気を漂わせるサディアの重巡。
飽き性で、興味がある内はとことん拘るが、気にしないことはいつの間にか認識から抜けてしまうほど。
サディアの天然な気風と北方連合の大雑把な気風が合わさったような性格。
Would of Warshipsによると1930年代にイタリアのアンサルド社がソ連向けの重巡洋艦として基準排水量22000トン、250mm砲9門、220mm主装甲帯、速力35~37ノットのものが提案されていたらしい。
ナポリはその案を、もしもイタリア製装備で武装しイタリア重巡として建造されたらを具現化した艦艇である。
類似する案として、1930年にX型巡洋艦と同時期に計画された「大型巡洋艦案」、22型装甲巡洋艦、アンサルド社がソ連に実際に提案した「1936年度巡洋戦艦案」が存在する。また69型重巡洋艦の設計として1938年に提出されたものには26200トンの254mm砲9門のものがあったようだ。
このように1930年代のソ連は254mm砲搭載艦の建造に躍起になっていたが、シャルンホルスト級及びダンケルク級の登場により最終的な計画となった69型重巡洋艦は主砲口径が引き上げられ、305mm砲が正式採用されることになる。
WoWs内解説を読むにイタリア重巡ツリーTier☆(Tier11)のピエモンテ、ソ連重巡ツリーTier☆のノヴォシビルスクと元ネタが同じ、もしくは親戚関係くらいの関連性はあると思われる。
ナポリの名を冠した艦としては、イタリア海軍最後の準弩級戦艦であるレジーナ・エレーナ級戦艦の3番艦に使用されている。
関連タグ
同じサディア所属の特別計画艦の先輩。