ロシアのフィギュアスケート選手、エフゲニー・プルシェンコ2003-2004シーズンにおけるフリースケーティングのプログラム。ロシアの伝説的バレエダンサー、ヴァーツラフ・ニジンスキーのポーズを各所に散りばめ、ニジンスキーが降霊したかのようなプルシェンコの演技もまた、伝説そのものである。4T-3T-2Loのコンビネーションジャンプ、男子では稀少なビールマンポジションとドーナツスピン等、彼にしかできない超絶技巧を惜しみなく披露し、アスリートの頂点と芸術性の頂点を垣間見ることができる。
また、このプログラムを成功させたもう一人の立役者、ヴァイオリン奏者のエドウィン・マートンも忘れてはならない。マートンと彼のストラディバリウス、そしてプルシェンコが織り成すスケーティングは、芸術そのものとしての完成を見た。
ニジンスキーに捧ぐ
Tribute to Vaslav Nijinsky
プルシェンコ!
2004年世界選手権『ニジンスキーに捧ぐ』(芸術点オール6.0の神演技)
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