概要
本作の主人公で、世界一の錬金術師を目指してポルタコルタに住むシアンに弟子入りした少年。
素質はあるものの才能は無く、半年間修行に励んでも成果が出ないままだったが、集中力を高めるイデアのメガネをかける事でようやく錬金術を成功できた。
以降錬金術師として困っている人を助けていくこととなる。
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過去
サブストーリーにてその過去が語られる。
かつては「こどもの家」という孤児院に住んでいたツムジという泣き虫な少年の兄貴分で、シアンに弟子入りして世界一の錬金術師コンビとなり、煌きの薬を作るのが夢だった。
しかしツムジの元を離れることとなり、彼にいつか自分に返す事を約束し、ツムジが困った時に役に立つ物を入れたカバンを託し、とある場所に引っ越していったがそこの住民は全滅してしまう。
この報を聞いたツムジはネイクを名乗り、兄貴分のネイクに気づいてもらうべく世界一の錬金術を目指そうとポルタコルタへ足を運び、シアンに弟子入りする。これが本作の主人公ネイクである。
それとは別にシアンの妻ミドリが書いた本「煌めきの錬金術師」の主人公もネイクという名であり、由来は「CYAN」を逆さにした「NAYC」である。
ミドリは子供を産めない身体であり、シアンの大ファンだという子供を養子に迎え入れ、理想の団欒を手に入れようとしていた。
それでもシアンは王都に行かなければならなくなり、家庭を試みるより錬金術師として名をあげる事を優先する夫を見てミドリは「(自身が本に描いた)ネイクをもっと家族想いにしとけばよかったかな」とぼやく。
だが村に不治の病である灰色秒が蔓延し、引き取った子供は奇跡的に助かったもののミドリは死亡。その子供は後のホワイティアとされているが…
家庭用ゲーム版ネタバレ
本編クリア後に解放できる追加サブストーリー「本当の名前」にて「ネイク」と入力すると今のホワイティアこそツムジの兄貴分だったネイクである事が判明する。
ミドリの書いた煌めきの錬金術師の主人公ネイクに憧れ、異性の名前を名乗るのはいかがなものかというシスターを押し切ってネイクを名乗り、孤児院に入ったばかりのツムジの兄貴分として振る舞った。
しかしホワイティアはそれを思い出した瞬間に忘れてしまったため、これまで通りシアンの娘ホワイティアとして生きていくこととなる。
従って本作のネイクは本作の主人公であるネイク(本名ツムジ)、ミドリが書いた絵本「煌めきの錬金術師」の主人公ネイク、ツムジの元兄貴分で、絵本の主人公に憧れネイクを名乗った現シアンの娘ホワイティアの三人が存在するという事である。