概要
ハピネスコマンダーは紀月照と紀月明による双子のお笑いコンビ。所属事務所は笑響芸能事務所。
芸風
京都弁の双子漫才師。若手らしい自由な発想と安定感のあるネタで学生時代からアマチュア大会を総なめにしている。ネタは明が書いたものを照が客観的に見て修正することが多い。
照は求められている場面で求められている返しをするタイプ。計算で返しているので、独創性が高いわけではないがきっちりと爪痕を残す。
明は父から受け継いだ自由な発想力・すべてを吸収しようとする柔軟さがあるが、意外と緊張するタイプで前に出ていくことはしない。
メンバー
紀月照
(きづき てる 23歳)ボケ担当。cv.小林 大紀
双子の兄。昭和歌謡を愛し、純喫茶でバイトをしている。いつもニコニコしていて柔らかい雰囲気だが家族以外には案外興味が無い。女手一つで育ててくれた母と弟を守らなくてはいけないと思っている。
特になにかにつけて弟にお節介を焼いて猫可愛がりしている(ウザがられているのも楽しんでいる)。
人の心理を読むのがうまく相手の求めていることがわかる。
世渡り上手でしれっと長い飲み会から帰っているタイプ。
父を超えたいと思っている。
紀月明(きづき あきら 23歳)ツッコミ担当。cv.植木 慎英
双子の弟。潔癖性で芸術家肌。結構態度に出てしまうタイプ。
照が「3秒だけ先に産まれただけで何かと兄ぶってくる」のをウザがっている。母の影響で舞台が好き、父の残していった本や映画も見て育ったため教養が広い。
父のようになりたいと思っている。
髪に対してこだわりがあり絶対に左目を隠す。トリートメントに時間をかけており、長風呂になりがち。照がその時間を計ってはコンビのツイッターに載せていた。
来歴
幼少期からテレビに映る「満天」の掛け合いを真似するなど才能を開花させる。
中学一年生の時には学園祭での二人の漫才をみた母がもう隠しているのは限界か、と感じるほどだった。
中学三年生の夏、母から父親が赤星大次郎であることを告白される。そこからモチベーションは違えど赤星大次郎を強く意識した二人は、いつか大次郎に到達してやろうと真剣にプロを目指しアマチュアのタイトルをとり続ける。
大学を卒業するまで学業とお笑いを両立する二人を見て、
プロを目指すことを応援する道を選んだ母は
大次郎に連絡を取り、二人が芸人を目指していることを伝える。
大次郎はかつて満天のマネージャーだった笑響芸能事務所の和田社長にひそかに連絡をとり「もし光るものを感じたら面倒をみてやってほしい」と二人のことを話す。
ハピネスコマンダーのライブをお忍びで見に行った和田社長は二人から紛れもない才能を感じ、その帰り道に笑響芸能事務所へスカウトすることを決めた。
このようなやり取りがあったことをハピネスコマンダーの二人は聞かされていない。