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ハルスベリヤ叙事詩2

はるすべりやじょじしつー

「ハルスベリヤ叙事詩2」とは、フリーのシミュレーションゲーム「ヴァーレントゥーガ」のMOD。八潮路氏制作。
目次 [非表示]

剣を持つ者が英雄となれた、最後の時代。


概要編集

ななあし氏作フリーの国盗り型SLG「ヴァーレントゥーガ」(2009)は、有志による派生MODが数多く製作されている。「ハルスベリヤ叙事詩2」(2014)もその一つである。

英雄たちが群雄割拠するハルスベリヤ大陸を舞台に、プレイヤーは自勢力での大陸統一を目指して戦いに身を投じることとなる。

なお、ファーレントゥーガのシステムを用いた前作が存在する。これは同大陸の遥か昔の出来事を描いた作品であり、未プレイでも問題なく本作を楽しむことができる。一部の登場人物は前作から続投しているので、興味がある人はプレイすると良いだろう。


(※ゲームのダウンロードは作者様ブログリンクより行えます。)


シナリオ編集

本編「百年戦争の終わりに」編集

本作のメインとなるストーリー群。


時は『百年戦争』と呼ばれる世界帝国『ロスジェーン』の分裂と内戦の末期。

混沌の中で新しい秩序の芽が生まれかけた時代の物語。

大陸に割拠する各勢力を操作して世界統一を目指すシナリオ。


23勢力に全てにOP、EDあり。まずはここからプレイするとよい。


登場勢力一覧編集

大陸東方

 分裂した世界帝国『ロスジェーン帝国』の本土、所謂『東帝国』に位置する温暖な地方。帝国の後継を巡る有力勢力とそれらの野望を阻む反体制系の勢力が割拠している。

 

ラベリヤ神聖同盟編集

マスター メディオラ・カプコネ

 主に乾坤神ベリヤを信仰する大陸最大の宗教勢力『ラベリヤ教』を軸とする軍事同盟でラベリヤ教のトップである『総主教』を頂点に戴いている。シンボルは『黄金竜』

 一時的に東帝国の覇権を握った前クロウスラー公アーカンの死による帝国貴族間の混乱と、前総主教の死による聖職者たちの泥沼の政争の結果、クロウスラーに対抗した南部貴族と有力な聖職者たちによって結成された。

 暗殺された前枢機卿の娘である幼いメディオラ(本編時11歳)を象徴的な総主教に立てて辛うじて纏まっているものの、政治的な実権を握る枢機卿『銀のヨーハンクラッツ』を筆頭に聖職者たちの汚職が酷く、純粋な信仰心と清廉さを求める『征伐騎士』との内部対立が深刻である。


ゲーム難易度は☆☆

但し本拠地を失うと敗北する特殊条件がある為実際の難易度は高いという意見もある。

また所謂『旧体制』の象徴的勢力であり、多方面に対立する敵対勢力が存在するため常に複数以上の敵勢力との戦線を抱えてしまいがち。


クロウスラー公国

ガルベシア帝国

高度蒸気機関帝政連邦

アルシカ党

 皇帝である『アルシア・アルシカ』のカリスマと泰山の魑魅m…官僚たちによって成り立つ盗賊の一党。シンボルは『龍』。

 大陸西部の戦乱により大陸西部と大陸東部の関所である『ラーケドの関』に集った難民たちに武器を渡しそのまま同所を占拠、アルシカの超人的カリスマと異世界のよくわからない所『泰山』から来た官僚(と秘密警察)によって国としての体裁を整えた。


ゲーム難易度は☆☆☆☆

 雇用可能兵科が総じて脆く鈍足な上立地がとても悪いので難易度が高く設定されているが、ほとんどの国と友好関係を築け、かつ全勢力屈指の召喚力を持つ為、低難易度ならば容易にクリア出来る勢力の一つだろう。


ハサウベルニア都市同盟

テスハム・アサイラム

禍津巫女連



大陸西方

 分裂した世界帝国『ロスジェーン帝国』の対異民族征服地、通称『西帝国』に位置する荒野と砂漠の地方。帝国の栄光と支配。周辺異民族の挫折と復讐。複雑で難解な歴史の中で様々な勢力の栄枯盛衰の物語が繰り返される大陸有数の激戦区。


オルティア帝国

大メディア諸国家連合

オトラン伯国

ジバ・ラダドゥーム帝国

統一ダーダ王国

白砂糖騎士団



大陸南方

 魔女や異形の者たちが住む『大森林』を境に、『ロスジェーン帝国』本土とは地理的・文化的に隔絶した陸の孤島。通称リヴィエラ地方。独自の文化を持った有力領邦『コスタ』を筆頭に、ヒトならざる怪しげな勢力が跳梁する混沌の地である。


コスタ竜公国

アルフリット王国

魔女伯領自治連盟

南方屍教団

黒火浄罪機関



大陸北方

 過酷な自然、弱肉強食の掟が支配する広大な雪原が広がる寒冷な地方。

長らく『ロスジェーン帝国』の下に甘んじる後進地域であったが、近年勃興した若い国家が力を蓄えて広大な大地へ雄飛する機会を窺っている。


ルーリアン大公国

大イスマン同盟

トルシュナー北海帝国

トシカ朝ベスキド帝国



戦役Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ編集

いわゆる「正史」に近いシナリオ群。Ⅰ〜Ⅲの順に見ていくことで、大陸情勢の変化をおおよそ推察することができる。


戦役Ⅰ 神話の帝国


※本編からの勢力も含めて23勢力が登場。

 コスタ革命大海軍と公領エトルリア【戦役Ⅰ】にED有り。


戦役Ⅱ 大理論の銀弾


※20勢力が登場。

 アルシカ帝国直隷派にED有り


戦役Ⅲ そして棺は閉じられる

 

※15勢力が登場。

 カレリア帝国にED有り



IF編集

地域ミニマップ。IFシナリオではあるが、実際の出来事に近いと思われるイベントも多い。


貴婦人の戦い

 大陸東部『ロスジェーン帝国』本土である東帝国の戦乱を描いた地方シナリオ。時間軸は本編前。基本的に強力な勢力である『ラベリヤ神聖同盟』VS各勢力との対立が主として描かれる。

神聖同盟滅ぶべし。


硝石のエルサレム

 大陸西部で採れる火薬の原料『硝石』を巡り各勢力が争う地方シナリオ。時間軸は戦役Ⅰ。

 帝都オルジェリン陥落と皇帝崩御によって末期状態の西帝国(オルティア帝国)の旧体制が崩壊した大陸西部の勢力図は新たな局面を迎えていた。

 東帝国へと移った西帝国大貴族ポステラ王コリオメソス(大メディア諸国家連合)は『メディア西海勅許会社』を設立し行政権限を同社に委譲。大陸西部の資源搾取と植民地支配を推し進めた。

 これに対抗して長年交易利権を持っていたコスタ公国を中心とした南部諸国は『南ギベリン西海公社』を結成、コリオメソスによる資源・市場の独占を阻止するべく沿岸から『コスタ海軍』の精鋭部隊を送り込んだ。

 様々な内部の矛盾を突いて西帝国(オルティア帝国)を倒した地元民族の大国ジバ・ラダトゥームはもがき苦しんでいた。姿形を変えて新体制へと移行したロスジェーン帝国系勢力による植民地化の脅威に晒されながら明日の為に自らの過去の清算を、即ち困難な体制改革を行わねばならないのである。



酒槽の葡萄たち


北方三国志



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ヴァーレントゥーガ 光の目


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