パイツキ
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ぱいつき
胸の谷間に対して正面から突き入れるタイプのパイズリのこと。 分かりにくいと定評のある「縦パイズリ」に代わる新名称として各界から注目されている。
今までこのタイプのパイズリは便宜的に「縦パイズリ」と称されていたが、「どの辺が縦なのか」という議論を呼ぶ困った名称でもあった。
そこに、「突く」という動作に着目した「パイツキ」という簡にして要を得た名称が登場し、情勢は一変する。
縦だ横だ垂直だ水平だという不毛な議論から人々は解放され、ある者は神に感謝し、ある者は涙を流し、ある者は安心して寝てしまったという。
「パイツキ」という語感も「パイズリ」と対になっており、実にキャッチー。
ああ、パイツキ……。
なんと胸をつく言葉であろう。
但し、角度を変えて見ると「縦パイズリ」に取って変わる呼称とは言い難く、谷間に差し込まなくても意味は成立してしまうようにも取れる。例えば輪姦・乱交時に見かける「左右より乳房に突き立てる行為」も十二分にパイツキとしてのイメージを満たしてしまいかねないからだ。勿論、各々の判断に委ねられるべき事案ではあるが現時点では上記における「不毛な議論」が完全に終わったとは断言出来ない。それが証拠に、縦パイズリのタグは今でも使われているからだ。
それこそ、パイツキよりも高い頻度で。