概要
「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」とはテクノポップユニットPerfumeが2006年8月2日に発売した1stアルバム、「Perfume ~Complete Best~」に収録された一曲目かつ唯一の新規書き下ろし曲である。
ファンからは「PSPS」の略称で呼ばれ、ライブでも頻繁に披露される定番曲となっている。
歌詞の内容は別れた恋人(自分にとってスターだった人)に対する未練を歌った切ないものであるが、明らかにPerfumeを暗喩しており、それもまるでPerfumeが解散し月日が流れ、当時のファンが三人を思い浮かべて書いた歌詞とも取れるので、当時売れる兆しの見えなかったPerfumeに対し解散説が囁かれる発端となった曲でもある。
ダンスでは右手の親指と小指を立て、残りを握った「受話器」のようなポーズが多く登場し、ファンと一緒にこの受話器ポーズで左右に手を降ったりするなどファンと一緒に振り付けを踊られるようになっている。
また振り付けはPerfumeのオリジナル楽曲では唯一、専属の振付師であるMIKIKO氏による振り付けではない。これはMIKIKO氏がニューヨークへの留学のため振り付けを辞退し代わりに違う人物に振り付けて貰ったからである。
しかも振り付けがあまりにもPerfumeのダンスとはかけ離れたものだったため三人で作り替えてもいる。
その後三人はMIKIKO氏を振付師として戻って貰えるよう事務所などにも直談判したことで次のTwinkle_Snow_Powdery_Snow以降は全楽曲において振り付けの全てまたは大部分がMIKIKO氏によるものとなっている。
こうした背景もあり、新しい振り付けの参考となるようにという事で2015年の『Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP』イベントで9月23日に行われた『第3回 Perfumeダンスコンテスト ~魅せよ、武道館!~』の「創部門」の課題曲となった。(恐らくではあるがその後振り付けが大幅に変わったりなどはしていないと思われる。)