この記事そのものがヤリステメスブターの重大なネタバレである為、読むことに注意。
概要
フレアはかつてヤリステメスブターの世界においてエネルギー源として研究されていた超能力者であった。
フレア自身はそれで世界が平和になるならと研究に同意していた。
だが実は研究者の目的は超能力を使った常識改変により自身が神になることであり、
フレアは利用されていただけに過ぎず結果的にフレアは死亡してしまった。
真相
……という悲劇があったのだがこの話には続きがある。
死んだはずのフレアの肉体を保管していた装置が突如として動き出し、人間たちを幸福へと導くという目的を果たすため人類を安楽死させようとしたのだった。
これは死んだはずのフレアの復讐……という訳でもなかった。
何故なら死んだフレアの魂は自身がチケープと名付けた生物に乗り移り、フレアはチケープとして生存していたのだ。
人々が安楽死するのを止めるためにフレアは抗い、人類の安楽死は避けられた。
「はるか昔...
白の神 と 黒の魔物 が
人類の存亡を かけて 戦った
白の神は 神の使徒 と 共に
黒の魔物を 倒し
多くの犠牲を出しながらも
人類は 生き残った
白の神は 眠りにつき
神の使徒は 世界に残り
人間と 共に 生活を始めた」
___
「白の神が眠る地には セントラルタワーが建ち
今も 私達を 見守ってくれている
そして いつの日にか
白の神が 目覚まし時
人類に 光の救済を 与えるだろう」
といわれているがその実態はこれであり、白の神がもたらす『光の救済』の正体は『安楽死』なのである。
なお『白の神』の力の基はあくまでもフレアであり、劇中で起きた主人公に都合の良い出来事は実のところフレア自身の常識改変能力による物である。
なおこれはチケープとなっていたフレア自身も無茶をした反動からか失念していたらしく、主人公に指摘されて初めて気付くこととなる。
(本人曰く『主人公に毒されていた』とのこと)
冷静に考えれば本人が無自覚であろうと常識改変能力は使用可能なのは洒落で済まされず、
神の創り出した無自覚に願いを叶えるアイテムと限定的にしろ同等レベルの力を一個人が行使できるという重大なインシデントである。
(しかもフレアが保管された装置の力を使えば『光の救済』レベルの能力が行使可能となる)
不幸中の幸いとして主人公もフレアも基本的には善人であるため(性的なアレコレを除けば)大事には至らなかった。