概要
CV:稲田徹
ブラザー・ペテロとは『トリニティ・ブラッド』に登場するキャラクター名である。
漫画版の作者である九条キヨのお気に入りキャラクター。
異端審問局局長で、上司であり、教理聖省長官であるフランチェスコ・ディ・メディチの腹心。
2メートル超の巨漢で、見た目に違わぬ高い戦闘能力を持ち、性格は猪突猛進な武人気質。
真正面からの戦いを好み、戦闘時には友軍の被害も省みないという性格から、最強最悪の“壊滅騎士(イル・ルイナンテ)”として恐れられている。
人物
上司のフランチェスコに心酔しており、忠犬のように任務をこなす真面目で実直な性格。
一本木で融通が利かない男だが、基本的には正義感や義侠心に溢れる善人であり、意外にお人好し。
吸血鬼(長生種)を殺す為ならば容赦などしない性格ではあるものの、その敵愾心は基本的には『人間に害をなす吸血鬼』に向けられている物であるらしく、イオンとの約束を重んじて彼を見逃すなど、決して憎悪や偏見で凝り固まった人間ではない。
フランチェスコの政敵であるカテリーナに対する敵愾心や、その配下であるAxに対してもライバル心を燃やすものの、戦った人間には敬意を払うなど良くも悪くも武人気質と言うのが全面的に押し出されたキャラクター。
交渉事などの情報戦を行えないわけではないが、性格的にも能力的にも指揮官向きではなく、そのことは本人が強く自覚している。
一方で、組織内部、特に部下からの人望は厚く、実務も担当している副局長であるシスターパウラからもその点は一目置かれている。
能力
身体能力ブーストの為の薬剤を使う強化歩兵であり、高周波ホイール内蔵の鎚矛“叫喚者(スクリーマー)”と背中に油圧式稼動の四つの盾が取り付けられた鎧“聖騎士の法衣(カーヴ・オブ・ロード)”を用いた肉弾戦を行う。