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麻雀放浪記シリーズに登場する全盲の麻雀打ち。様々な媒体でキャラクター設定が違うが、ここでは近代麻雀で連載された原恵一郎作画「麻雀放浪記 凌ぎの哲」でのブー大九郎を取り扱う。

大九郎は親友であった玄人(バイニン)の「出目徳(でめとく)」の息子「三井」を養子として引き取り、三井に父の死の真相を伝え、三井を玄人に鍛え上げるべく英才教育を叩き込んだ。

しかし、大九郎の真意は心底おぞましいものであった。

視力を自ら封じた事で獲得した豪運と人外の領域にまで達したサマ(イカサマ技)で数多の玄人を屠り、最強の玄人の名をほしいままにしてきた大九郎。やがて「対局相手は自分を楽しませるだけのオモチャ」と驕りたかぶるようになる。倒した相手は皆口裏を合わせるように出目徳の名を口にし、大九郎は出目徳との対局を強く望むようになる。やっとの思いで出目徳に巡り出逢えたものの、既に出目徳はこの世を去っていた。大九郎は絶望する。「自分を満足させるであろう、オモチャが無くなってしまった」と。そして、大九郎は思いつく。「オモチャがないなら、自分でオモチャを作ればいい」と。こうして出目徳の亡骸の傍で悲しみに暮れる三井少年を引き取る事にする。『オマエの父は「坊や哲」と「上野(ノガミ)のドサ健」という2人の博徒に麻雀で負けて殺された』と三井に嘘を吹き込んだ。ただし、哲とドサ健と麻雀を打ってる最中に出目徳が死んだという事だけは事実であり、大九郎の都合のいいように脚色。当然、大九郎と出目徳が親友であることも真っ赤なウソである。

真相を知った三井は「俺はアンタの欲を満たす為だけに育てられた。いや、生かされてきたに過ぎないのか!?」と大九郎に問うも大九郎は「そうだ!!怒れ!憎め!私はオマエの人生を狂わせ、弄んだのだ!本気を出せ!私を楽しませろ!!」と悪びれる様子も無く開き直る。運を得る為に自分の視力を封じた大九郎に倣い、自身も顔面の半分を醜悪に歪むほどのダメージを自らに課してまで、大九郎を慕っていた三井のショックは計り知れない。そして三井は遊び飽きたオモチャのように大九郎に葬りさられた。

その後、大九郎自身も哲とドサ健らに敗北。敗北した罰としてバクチ列車から飛び降りて鉄柱に串刺しとなって死亡。鬼畜に相応しい最期を遂げた。

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麻雀放浪記 凌ぎの哲

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