かつて伝説の装備で世界を救った勇者。
小さなペンギンから成長し装備が着れなくなった。
(電波人間のRPGFREE!きろくてちょうより)
概要
電波人間のRPGFREE!とNew電波人間のRPGFREE!に登場するモンスターで、筋骨隆々な肉体に金色の装備が目立つ。
ペンギンとはいうものの明らかに羽と嘴がなく、代わりに人のような手と歯が見受けられる。
元からこのような構造何なのかどうかは不明だが、この世界では鍛えるなりして力を得た際に彼のように姿が大きく変わることがあるので成長した際に今の姿形になったのかもしれない。
ここではFreeとNewFreeにおける彼についてそれぞれ解説する。
電波人間のRPGFREE!
最後の伝説の装備である「でんせつのぶき」を手に入れるべく赴いたメインステージ9「試練与えし光の塔」の最後に待ち構えている塔の主であり、このステージのボスとして戦うことになる。
Lv.65と、このステージどころかこれまでのメインステージ最大のレベルを誇り、伝説の装備集めのストーリーの最後に相応しい存在となっている。
第一形態では「フリッパー」や「クラッシュ」などの無属性攻撃を行う。
通常時は火と闇が弱点だが、プレイヤー側が闇属性攻撃を加えると、数ターンの間ゴースト化し、火と闇に耐性を得て弱点属性が光へと変化する。
この時呪文を唱えた後に火属性の全体攻撃「クリムゾンフレア」を放つようになる。
通常時の弱点である闇属性で攻撃してしまうとゴースト化する上に弱点・耐性が変化し、しばらく闇属性に対し耐性を得てしまうので攻撃を闇属性中心にすると少々面倒なことになってしまう。
そのため、基本的にはもう一つの弱点である火属性を中心に攻めていくのが良い。
一度HPを0にすると「悪くないぞ!ここからは盛大にもてなそう!!」という台詞と共に第二形態へ移行し、ゴースト化している場合は解除され、耐性・弱点も元に戻る。
この形態では光属性の技を使うようになり、全体的に威力が上昇する。
また、一度だけHPを1500程回復する「ラストヒール」やこちらのバフやプラスの状態変化を打ち消す「ホーリーウェーブ」を使用することがある。
HPが減少すると「我が最強の一撃を受けるがいい!!」と言い、その次のターンに古の呪文を唱える。
その後次のターンになると強力な光属性全体攻撃である「ジャッジメントストーム」を使用し、こちらに対し耐性なしで500前後の光属性ダメージを与えてくる。
そのため、前の呪文を唱えていてこちらに対し何もしてこないターンのうちにHPの回復などを行っておこう。
この「ジャッジメントストーム」を使用した後は行動時に「深手を負って動けない」等の何もしないことが増え、行動回数が減るので体制を整えたり一斉攻撃を加えたりするチャンスができる。
彼を撃破すると伝説の装備の持ち主として相応しいと認められ、その先で最後の伝説の装備「でんせつのぶき」を手に入れることができる。
また、これまでの中ボスを全て倒しているとその先にいるはじまりの地底人から「ひかりのぐうぞう」を手に入れることができる。
捕獲した時の技は「ジャッジメントストーム」で、このバトル同様のこの時点では強大な光属性ダメージを敵全体に与えることができ、Wi-Fiコロシアムにおいてレベル上限の低いランクで強力なモンスターとして扱われた。
New電波人間のRPGFREE!
FREE!の続編であるNewFREE!では前作主人公(など)により集められた伝説の装備が再び世界各地に散らばっており、今作の主人公であるこうたは強くなる過程で全ての伝説の装備を集めることを目的としていた。
前作とは違い、ただステージをクリアするだけでは手に入らない装備もある中、伝説の装備を集めていくが...
※この先にはNew電波人間のRPGFREE!のネタバレが含まれております!!!
今作での伝説の装備を集める過程でペンギンロードは一切登場しなかった。
そのため今作では彼は登場しないかのように思われていたが...
なんとエクストラステージである「達人への光の試練」のボスとして登場。
ここでは前作から笑い方が変化しており、自身を「光の神」「トラウマ級の存在」と称している。
Lv.91と、現時点(編集時2024年8月16日)では他の達人への試練のボスと並んで最大のレベルとなっている。
バトルでは毎ターン3回行動となっており、電波人間の最大レベルが100である現時点(編集時2024年8月16日)では基本的に先制をとってくるので上手く指示を出さないと一気にこちらのペースを崩されやすい。
最初は打撃攻撃の単体攻撃技「フリッパー」や3体攻撃技「トールハンマー」、特殊全体攻撃で防御力低下を付与する「ハンマースロー」を主に使用するが、前者二つは余裕で4桁のダメージを叩き出し得るほど威力が高く、3つ目の防御力低下もあってとにかく大きいダメージを与えてくるものになっていて、この時点からなかなか強力である。
さらに時折最後の行動で力を溜め、その次のターンの最初に「トールハンマー」を発動することもあり、場合によっては一気に3人ワンパンされてしまうこともザラにある。
そのため耐性を積まなかったり回復手段をしっかり用意していないとこの段階から回復が追いつかずにそのまま負けてしまいかねない。
今作では登場ステージが「達人への光の試練」へとなっているためか前作の闇属性攻撃によるゴースト化とそれに伴う耐性変化、火属性の全体攻撃「クリムゾンフレア」がなくなっている。
ある程度体力が減ると前作同様こちらのバフやプラスの状態変化を解除する「ホーリーウェイブ」を使用し、「我が最強の光の一撃を受けてみよッ!」と言った後に強力な全体攻撃「ジャッジメントストーム」を放つ一連の流れを何度も定期的にするようになる。
この「ジャッジメントストーム」は前作同様耐性なしではこちらのHPを余裕で半分以上奪うほどの威力で、「みんなむてき」などで無効化しようにも、直前に「ホーリーウェイブ」により打ち消されてしまうので装備効果による反射がない限りは必ず攻撃をもらってしまう。
また、今作では「ジャッジメントストーム」の属性が光から光と雷の複合へと変化しており、光属性耐性のみだとそこまで軽減することができない。
その他引き続き「トールハンマー」や「ハンマースロー」を使用する上に新技である雷属性の全体攻撃「サンダーストーム」も使用するようになり、さらに攻撃が苛烈になるためにより戦況が厳しくなる。
とにかく重要なのは耐性をつけておくことと回復手段を用意しておくことであり、毎ターンHPを十分に回復させたり倒された電波人間を復活させたりしつつ攻撃を加えていかない限り勝利することは厳しい。
今作ではHPを全回復させるアンテナやHP満タンで復活させるアンテナが存在せず、最大でも高々4桁ギリ行かないぐらいしか効果のないことも難易度の上昇に貢献しており、達人への試練のボスの中でも特に攻撃が苛烈であるために全達人の中で最難関と評する人も多い。
撃破するとその先の赤宝箱から「ゆうしゃのもんしょう」を手に入れることができる。
あかしを使用した時の技は「ジャッジメントストーム」であり、光と雷属性の強力な全体攻撃となっている。
亜種
- ペンギンバイキング
FREE!においてエクストラステージ「冒険者への電気の試練」のボスとして登場する存在で、一族の中でも異文化を好む変わり者らしい。
こちらは雷属性の技を主に使用し、こちらに感電・麻痺を振り撒いてくる。
特に後半に使用する高確率で発動し、麻痺を付与する反撃と全体攻撃技「サンダーストーム」には注意。
- フローズンコウテイ
FREE!においてエクストラステージ「復活する力」のボスとして登場する存在でペンギンロードの実の兄。
かつてペンギンロードに敗れ、地の獄に追放されていたがじゃあくのまじょにより悪の力を得て復活したという。
始めは基本的に氷属性の技を多用するが、第二形態になると光属性と闇属性の全体攻撃を使用するようになる。
また、第二形態になった直後に「タイムリバース」という技を使用し、行動順を逆転させてしまう。
そのためか素早さが非常に低く設定されており、「タイムリバース」発動後は必ず最初に行動するようになる。
- ジャスティスロード
FREE!においてメインステージ25「試練与えし善の塔」のボスとして登場する存在で精霊に仕える戦士。
彼の元に行くためには彼の配下となるモンスターを全て倒す必要がある。
善属性持ちであるために悪属性の電波人間に対しダメージが大きくなるので注意。
また、時折光の力の守られていることがあり、この時は全属性耐性を保有しているが、光属性攻撃により解除することが可能。
撃破することで電波人間を第9世代に転生させることが可能になり、Lv上限が500になる。
NewFREEでは「一日おきランダムボスチャレンジ」で登場。
とくぎふうじや必中、無敵化を行う。挑む際にはLv100はもちろんのこと、各耐性値を上げておくこと。